トクラスのシステムバスは暖かい?断熱材の保温性能は高い?
以前の記事トクラスのお風呂(システムバス)を使った感想でも紹介していますが、我が家ではシステムバスをトクラスのビュートプレミオを使用しています。
カタログで確認したところ、ビュートプレミオは床下断熱と断熱合わせふたをオプションでつけておくと、最高の断熱性能です。
カタログによると「6時間たっても湯温2.5℃以内の低下」だそうです。
6時間たっても2.5℃しか下がらないなら、家族がバラバラの時間に入ってもお湯が冷めないからかなり助かります。
もちろん家で使っているトクラスのお風呂は最高の断熱性能にしたので、本当に2.5℃以内しか下がらないのか確認してみました。
トクラスビュートプレミオのカタログで断熱材がどのように入っているか確認してみる
カタログでビュートプレミオの浴室の壁の内側には厚い断熱材が入っています。
この断熱材が実際にはどんな感じで入って居るのか、天井の点検口から確認してみます。
ビュートプレミオの断熱材を天井の点検口から確認してみる
浴室の天井の点検口はこんな感じになっています。点検口は上に持ち上げるだけで簡単に外す事ができるので、ここから天井の中をのぞいてみます。
天井のなかはこのようになっています。
奥に見えているのが24時間換気付きの換気暖房乾燥機の本体です。そして、手前の青色のスポンジ様のものが断熱材です。
断熱材もカタログ通りの厚さはあるように思われます。
点検口のふたの上にもしっかりと断熱材がつけられているんですが、点検口と天井の間の部分は断熱材はなく、ココから熱がもれる可能性はありそうです。
ついでにサウンドシャワー(スピーカー)の裏側はこんな感じになってます。
浴室の側壁の断熱材までは確認することができませんでしたが、同様に断熱材が入っているはずです。
断熱材は壁や天井だけではなく、浴槽の周りや床下にも設定されています。
トクラスの浴室ビュートプレミオにすると、本当にお風呂のお湯の温度は下がりにくいのか?
ビュートプレミオは浴槽に張ったお湯の温度は本当に下がりにくいのか…。これは外気温にもかなり影響されます。
夏場は外気温が高いので、時間がたってもそれほどお湯の温度が下がることはありませんが、冬場は6時間経ってからお風呂に入ると、お湯がぬるすぎて無理です。
2.5℃以上温度が低下していると思われます。
浴室に窓をつけていると窓からかなりの冷気が入ってくる
冬場で外が冷え冷えだと、窓からの冷気をかなり感じます。2重窓にしていてもそれほど意味はないですね。
窓など断熱性能が低いところから浴室が冷えて、結果お湯の温度が下がってしまうことも考えられます。
エコキュートが凍結防止のために配管に水を流す
寒い冬、外気温が3℃以下になると、配管の凍結を防ぐためにエコキュートは自動で凍結防止運転をします。
エコキュートが凍結防止運転をした時に、配管から冷たい水が浴槽に入ってきます。これでお湯の温度が下がってしまいます。
トクラスのビュートプレミオは断熱材が何もないお風呂と比べると、めちゃくちゃ暖かいです。
以前住んでいた、断熱も何もない浴室と比べるとお湯は冷めないし、浴室も暖かいです。
でも、断熱材が入っているからといって、期待する程の効果が得られるかは別です。
そもそも、人が入るだけでもお湯の温度は下がりますし、浴室の温度は外気温の影響は大きいです。
だから、時間が経って家族がお風呂に入る時、お湯を足さずにそのままの状態で入れるというわけではありません。
熱湯で差し湯をしないと適温で入ることはできないことが多いと思います。
ただ、お湯の温度が冷えるのが遅ければ、差し湯をする量は少なく済みますし、結果電気代とかガス代の節約には繋がります。
過度な期待はできませんが、少しでも冷えにくい暖かいお風呂にしたい人にはおすすめです。