家を建てるときに大切なリラックができる空間の1つにお風呂がありませすね。
お風呂は毎日使うし、ゆったりと過ごしたい場所だから、絶対にお気に入りの空間にしたい!
そういう思いから選んだのはトクラスのビュートプレミオです。トヨタホームで購入した当初、トクラスで揃えるとそれなりの値引きがあったのがトクラスのビュートプレミオを選んだ1つの理由なんですが、トクラスのお風呂を選んだのはそれだけではありません。
そこで、トクラスのお風呂を選んだ理由とその使用感をレポートしてみたいと思います。
トクラスのお風呂ビュートプレミオの特徴
戸建に取り付けるユニットバスは2通りあります。STORYとBeautです。私はBeautを選択しました。さらにBeautの中には「プレミオ」と「リベロ」があります。
2018年4月からはYUNOっていう新しいシリーズが追加されて、さらに上質なお風呂が選べそうです。
Beautシリーズの特徴は
- YAMAHAの浴室用のスピーカーが標準でついてくる
- 浴槽が人造大理石
- 水はけがよく、汚れがたまりにくい床。『うつくしフロア』
- シャワーなどの水流で髪の毛が中心に集まるようになっている『カミトリ名人』楽に捨てることができるので便利です。
- ドアの凹凸がかなり少なくなっていて、お手入れがしやすくなってる『うつくしドア』
- バスタブと壁・床と壁の接合部が高めに設定してあり、掃除がしやすいようになっている『スミらく仕上げ』
私が選んだトクラス、ビュートプレミオは1616サイズ
ベースはBeautプレミオのVグレード1616サイズにしました。何もオプションをつけない状態で996,000円でした。
私が目指した浴室は掃除がしやすいことと断熱性能が高いこと。家族がいつも同じ時間に風呂に入れるといいのですが、共働きだったり、子どもが大きくなると、そういうわけにはいかないので断熱性能はかなり重視しました。
掃除が楽になるしっとりからり壁(標準)
このモデルでは標準で人造大理石と断熱材で覆われた壁が選択されています。
断熱フラット天井(オプション)・保温浴槽(オプション)・断熱フロア(オプション)・断熱合わせフタ(オプション)すべてを選択して浴槽・浴室のすべてが断熱材で覆われた状態です。カタログでは6時間たっても湯温2.5℃以内の低下仕様にしました。
また、人造大理石で作られたしっとりからり壁は傷がつきにくく、水になじみやすいです。普段の汚れはシャワーでさっと流すだけで大丈夫です。また一般の壁と比べると水は乾きやすくなっています。
カバー水栓
汚れがたまりやすい部分にカバーがついているので、掃除が楽になります。また、暑くなる部分に誤って触れることがないので安心です。カバーがついていると見た目も綺麗なので、カバーを取り付けることにしました。
スライドバー
シャワーの高さを自由に変えることができます。また、手すりの代わりに使用することが可能です。両親がこれからどんどん高齢者になっていきます。遊びに来てもらって入浴する際に手すりがあったほうがいいこともあり、スライドバーを設定することにしました。
24時間対応換気暖房乾燥機
暖房乾燥機はいらないかとも思ったのですが、子供が小さいと洗濯物のも多く梅雨時期やPM2.5などの飛散が多い時期外に干すことができないので、浴室の暖房乾燥機を取り付けることにしました。また、浴室があまりにも寒いとき入浴する前5分ほど暖房運転をすると最初から快適に入浴することができます。
エアインシャワー
空気を含んだ大きな水滴で、少ない水量でも勢いは充分。従来のシャワーと比較すると35%節水。これはなんでもよかったのですが、ヘッドの形が格好よかったので採用することにしました。
トクラスシステムバスの使用感
実際にトクラスのシステムバス(Beautプレミオ)を使ってみての感じることを項目ごとに書いていきます。
スピーカー(サウンドシャワー)について
浴室の外にある入力端子にipodやスマホなどの音楽を再生できる機器を差し込めばいつも聞いている音楽が浴室で手軽に楽しむことができます。音質については感動するほどいいものではないですが、浴室で聞く分には満足できるレベルだと思います。低音をズンズン効かせるようなことはできません。
うつくしフロアについて
カタログ通りに翌朝にはほとんどの水が乾いています。もちろん使用した時間や気温・湿度によって若干の差はありますが、ほとんど乾いているので不満はありません。
しかし、掃除を少しサボると溝の間に水垢汚れがついてしまい、汚れを落とすことが大変です。こまめな掃除と入浴後にしっかりと石鹸を流すことが大切ですね。
浴槽について
浴槽は全身浴ゾーンと半身浴ゾーンに分かれていて、半身浴ゾーンは浅くなっているため、足をのばしても同じ高さでのばしきることはできません。
これに関しては私はあまり気になりませんが、足をしっかり伸ばして入りたいって言う人にはちょっと邪魔かみしれません。
私は日常的に半身浴を行っているので、半身浴ゾーンがあることでわざわざ半身浴用の椅子を買う必要もないので助かります。
半身浴の意味もありますが、お湯の量が節約できるという意味もありますけどね。
また、人造大理石で作られた浴槽の質感に満足!軽く洗えば汚れがすぐに落ちますし、3年間使っていて細かな傷が気になるということもないです。
断熱性能について
私の家の場合はビュートプレミオの完全に断熱対策がほどこされている仕様にしました。浴槽も浴室もすべてが断熱材でおおわれている状態です。それでもカタログに記載されているほどの保温性能は感じることはできません。
もちろん賃貸アパートで使用してたお風呂と比べると段違いに保温できていますし、時間がたってもある程度の湯温は保つことができていると思います。
外気温の影響がかなり大きいですが、冬場は最初に入浴してから3~4時間後に入浴すると湯温が十分とは言えない状態になります。
湯温については好きな温度に個人差があるのでなんとも言えませんが、私の感覚ではもう少し湯温を上げてほしいという状態になっています。
湯温が下がるのはエコキュートの影響もあります。(エコキュートはトクラス製ではありません)
エコキュートを保温設定にしていると勝手にお湯を足してくれて保温してくれます。しかし、お湯がもったいないこともあり保温設定を外して使っていると、冬場配管凍結防止のために配管内の水を循環させます。この時に冷たい水が浴槽に出てくるために、湯温が下がってしまいます。
掃除のしやすさはどう?
浴槽や床から壁の立ち上がり部分のスミらく仕上げはかなり効いていると思います。かどの部分のほとんどに丸みがあるために、スポンジでも掃除しやすいですし汚れも落ちやすくたまりにくいです。
また浴槽や壁にも汚れが付きにくく、毎日洗剤を使わなくても汚れが気にならないレベルです。水をかけてスポンジで軽くこするだけでもヌルヌルとした感じはありません。
そして、シャンプーなどを置いている棚もひとつづつ取り外しができるので、しっかりと洗うことができます。
気になる点はドアの端の部分に汚れがたまりやすいことです。以前のタイプのドアと比べるともちろん掃除はしやすくなっていると思いますが、まだまだ掃除に手間がかかる部分だと思います。
洗い場が広い
洗い場部分の浴槽がへこんでいるデザインなので、洗い場がゆったりとしています。子供の体を洗っていても広いのでどこかに体をぶつけることもないです。洗い場は広く感じて、浴槽も広く感じるデザインになっているので気に入っている部分になります。
最後に
トクラスのシステムバスは満足できるお風呂だと思います。
音楽を聴きながらゆっくり半身浴も楽しめますし、入浴後のそうじも楽ですし、洗い場を広くとれるデザインになっているので、子供と二人で入っても窮屈感はありません。
断熱性はカタログと比べると疑問に残るところはありますが、トクラスのシステムバスを選んでよかったと思っています。
さらにビュートプレミオの事が知れるトクラスのシステムバスの点検口から断熱材を確認してみるをみてもらうと、断熱材の状態も確認できます。
“トクラスのお風呂、ビュートプレミオの使い心地をレビュー” への4件のフィードバック