僕の家はトヨタホームの注文住宅で家を建てていますが、設計した時に1階はリビング(LDK)と+浴室と洗面とトイレしかありません。あっ!あと玄関(笑)
なので、玄関を開けて部屋への入り口のドアを開けると1階が全部見えちゃう感じです。1階のLDKの広さはスマート和室も合わせて23畳あります。
1階の間取りはトヨタホームで建てた家の間取りを公開します!の記事の中で写真付きで紹介しています。
トヨタホームのメリットは鉄骨ラーメン構造なので、軸組工法みたいに筋交いがいらなかったり、ツーバイフォーのように壁で支持する必要もないので、大空間を作ることができるってことです。
それもあってか、トヨタホームは広いリビングを推してくるんですよね~。
本当は和室が1つ欲しかったんですけど、まぁ広い空間を取れたほうがいいんかなとも思ってリビングの中の和室って感じにしちゃいました。(和室っていってもテキストタイルフロアにして和室もどきなんですけどね…)
玄関を抜けて、リビングへの扉を開けるとひろーい空間が広がっていて、窓もすべてが共有されるので明るい空間になってるところは気に入っていますがやっぱり色々とメリット・デメリットがあるのでまとめてみます。
1階がLDKのみでいいところ4つ挙げてみた
空間が広く使える
広い空間は人によって感覚が違うので、僕の感覚で書いちゃいますが、戸建住宅を購入する前までは、賃貸住宅で狭いハイツで暮らしていた生活をしていたのでめちゃ広いですね。
最初は広すぎて落ち着かなかったぐらいです。圧迫感はないですし、大の字になって寝てもまだまだ広いです。
LDKが23畳ぐらいあると友人5・6人が来ても本当にゆったりとくつろげます。実際に友人たち5人ほど来たときも余裕の空間でした。
1階のほとんどをLDKにする一番のメリットはこれに尽きますよね。横になりたければスマート和室を使えばいいですし、広さと解放感は最高だと思います。
キッチンに立つと1階のほとんどが見渡せるので子どもが小さい時は安心。
子供が小さいとキッチン周りの仕事をしてるとき、子どもが何をしているか気になります。僕も台所仕事をするのでよく分かるんですが、キッチンから子供の様子が見えると安心です。
キッチンをアイランドにしたり、オープンキッチンにする目的ってキッチンに立っていて子どもの様子が見えることじゃないですか。
1階を一部屋だけにしておけば隅々まで目が届くので、子供を遊ばせてても安心です。キッチンから部屋の隅々まで見渡すことができます。
で、キッチンからテレビを見ることもできるので、料理したり、後片付けをしていても、テレビを見ながら作業することできます(笑)
窓が大きく取れるので、かなり明るいLDK
窓からの明かりはすべてLDKに入ってくるのでめちゃくちゃ明るいです。昼間であれば外がよっぽどどんよりと曇っていない限り電気はまったくいりません。
めちゃくちゃ明るいです。窓をたくさん取ると断熱性が下がることにはなるのがちょっと痛いんですが、1階の部屋にほとんど壁がないので、部屋全体が明るくて気分も明るくなります。
夏場であれば窓を開ければ風も通りますし、壁がないことでの明るさの恩恵はかなりあります。
1階にいればほとんどの場所で家族と会話ができる
1階にいてればどこにいても会話ができます。
LDKは家族のコミュニケーションを取る場所でもあると思うので、そこにみんながいれば、会話に参加しなくても話を聞くことができます。
家族のコミュニケーションの場としても1階すべてLDKはいいと思いますよ
1階全部LDKの悪いところ4つ挙げてみた
壁が少ないのでコンセントをつける位置が限られる
これは本当に困りました。収納もあるので壁面が少なく、コンセントをつける位置は限られます。つけることができるところにはつけまくりました。といっても部屋の中央にはコンセントが届きにくいんですけどね。
家を建てた当時はどこで何の機器を使うかがわからないので、「ここにコンセントないやんけ~」みたいなことにならないようにつけるだけつけておきました。
おかげで今はコンセントがなくて困ることはないです。
ライトのスイッチ、インターホン、HEMSモニターの取り付け位置が限られる
コンセント同様に壁の壁面が本当に少ないにもかかわらず、室内灯のスイッチ、HESのモニター、インターフォンのモニター、電動シャッターのスイッチとつけなければいけないスイッチはたくさんあります。
これもつける位置がここがいいという指定をすることができず、ここしかないといった感じになっちゃいました。
スイッチの場所もこだわりがある人は1階すべてLDKにすると限られる事を知っておいた方がいいかもしれません。
私の場合はほとんどこだわりがないので、つければそれでOKでした。
冷暖房の効率が悪い。これが重要かも
我が家の場合はスマートエアーズ(全館空調)を導入しているので、そこまで冷暖房の効率が悪いとも思いませんが、(電気代たかいですけどね)
リビングを広くするとエアコン1台で室内のどれくらいを冷暖房できるのか、床暖房を採用するのか、考えておかないといけません。
室内が広くて寒いと冬場はリビングにいるのがきっと苦痛になりますよね。
広いLDKを取るときは冷暖房の効率をは絶対に考慮してください。ハウスメーカーの人に聞くか実際に建てる家のサイズのリビングで体感してみることがおすすめ。
最近の住宅は気密性が高いといわれているのでそこまで気にしなくてもいいのかもしれませんが、窓を大きくとると、冷たい空気が入ってくることは間違いないですよ。(複層ガラスでもです。)
空間の使い方が難しい
空間が広いのはいいのですが、壁が少ない分(窓を大きくとったことも影響しています)収納系の家具がかなり置きにくいです。
収納家具の置き方や、据え付けの収納などしっかりと計画して広いリビングを取った方がいいです。
今のところは収納に困ることはないですが、未計画だとリビングは広いけれども、ものを入れるところがない…
みたいなことになるかもしれないので注意が必要ですね。我が家ではそれを見越して大き目の据え付けの収納と、テレビ収納の大きいものを置くことを最初から考えていました。
まとめ
リビングが広いと、一つの空間にたくさんの人を呼ぶことができる・明るい空間を作りやすい・キッチンから部屋がすべて眺めることができるなどいい面は多いです。
しかし、間仕切り壁がない分コンセントやスイッチ類の配置に困ること、冷暖房の効率が悪くなるなどのデメリットもあります。
私の場合は1階の空間を広くとることで、キッチンからも部屋が見渡せどこにいても家族と会話ができる広くて明るい空間が気に入っています。
引っ越して来た当初は広すぎて自分の居場所がどこかわからなかったですけどね(笑)