家は買ったほうがいい?それとも賃貸がいい?サラリーマンが考えたこと

普通のサラリーマン家庭であれば、一生に一度家を買うことができれば幸せです。

僕の場合も平均年収のど真ん中。一生に一度家を買えるか買えないか、その程度の収入しかありません。(家が買える収入があることはありがたいことなんですけどね)

気持ち的には家を買いたいって思ってたんですが、本当に家を買うのがいいのか賃貸で過ごすほうがいいのかすごく迷ったのでどっちがいいのか考えてみました。

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家を買おうと思った時に最初に悩んだのは、賃貸に住み続けるか、家を買って住むかどちらのほうがいいのかっていうこと

住宅ローンで家を買えば、結局70歳ぐらいまでローンを払い続けないといけないし、ずっと住宅ローンのために働き続けないとダメです。

家を買っても手入れはしないといけないから、住宅ローン以外にもたくさんのお金がかかる事は確実。

だから、賃貸でもいいんじゃないのかなって思ったんです。

そこで、持ち家と賃貸のどこにメリットがあるのかそれぞれ考えてみました。

自宅を購入して持ち家にするメリットと賃貸のメリット

持ち家のメリット

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  • ローンを返せば住む場所に困らない。
  • 自由に家の中を変えることができる。
  • 家に愛着を持つことができる。
  • 資産になる可能性がある(買う場所による)
  • 家に駐車場がある

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賃貸のメリット

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  • 転勤などで勤務地が変わっても柔軟に対応しやすい。
  • 生活状況(給与の増減やリストラなど)に収入に応じて住む場所を変えることができる。
  • ローンを抱えなくて済む。
  • 災害時に修理代など余計なお金が発生しない。
  • 離婚となったときに身軽。
  • 近所に嫌な人がいればすぐに引っ越しができる

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デメリットは賃貸のメリットが持ち家のデメリット。持ち家のメリットが賃貸のデメリットって考えられていますよね。

持ち家のメリットを考えて、持ち家ならこの条件が揃っているといい

仕事に転勤がないこと

持ち家にするかしないかは、仕事の状況が大きな決め手になりました。

転勤が多ければ、家を買っても自分の家にずっと住むことが難しいから、無理して家を買う必要はありませんよね。

高い家賃で家を貸せる可能性があるところに買って、転勤になったら家を貸すっていうのもひとつの方法なんですけど、家に借り手がなければ、住んでないけどローンだけ払わないといけない状況になっちゃいますね。

転職のない仕事をしていたら家を購入してもいいかなって思います。

計画的に住宅ローンの返済ができること

収入が不安定だと、住宅ローンが返せなくなるリスクがつきまといます。

絶対にリストラがない、給料が下がらないってことはないですけど、一定の収入が安定的に確保できることはすごく重要ですよね。

何歳まで働けるかもわからないので、計画的な繰り上げ返済も必要です。

金利が安いからって家を買っても、家を手放さないとダメになる可能性があるなら、お金を貯めてから買うのほうがいいですよね。

持ち家を買った!でも住宅ローンは最大のリスク?

今は金利が激安なので、安い金利で、住宅ローンを組むことができます。

金利の安い時期に全期間固定で住宅ローンを組めば、例えば35年間返済で住宅ローンを組めば35年間月々決まったお金を返したらいいだけなので、生活の予算が立てやすい。

でも、金利が安いとはいえ、住宅ローンを抱えるのはリスクでもあります。

安く貸してくれるといっても、借金は借金なので、返さないといけないお金。

途中でリストラにあって収入が下がる。病気をして仕事ができなくなってしまった。離婚してしまった…などなど、長い人生の中で借金を返済していくのは、かなりのリスクが伴います。

なので、住宅ローンを借りるときは不相応な価格を借りることが本当に大事。

金利が安いから、無理して借金して家を買っても、ローンが払えなければ住めなくなる家を買ってることですからね~

住宅ローンを組む時は、本当に今の家計で借りて大丈夫なのか、ファイナンシャルプランナーに相談するってことも大事です。

僕は自分で何度も何度もシュミレーションして、本当に払えるか何回も検証しました。

絶対にこの言葉に騙されるな!ハウスメーカは無責任な事を言う

ハウスメーカーとか、工務店なんかが、家を売りたいからこんなこといいます。

「それぐらいのお金だったらみんな借りてます!大丈夫返せますよ!」

これ、めっちゃ無責任です。みんなが借りてるからあなたも大丈夫なんて、なんの根拠もありません。

長い人生の中で、どれぐらいお金を借りることが適正なのか、どれぐらいだったら、安全マージンを取って住宅ローンが組めるのが冷静に考えてくださいね!

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賃貸で家賃を払い続けるか、金銭的には持ち家と賃貸どちらが得?

僕は35歳で家を買うことを決めました。家を買うことを決めたときに賃貸住宅で住み続けるのと、家を買うのとどっちが一体得なのかというのを計算してみたんです。

超大雑把な計算ではあるんですが、35歳~70歳の35年間でどのような感じのお金の流れになるのか賃貸と持ち家で計算してみるとこんな感じでした!

賃貸住宅に住み続けるとこれぐらいのお金がかかる

私は賃貸住駐車場代込みで8万円のところに借りていたので、35年間家賃が変わらなかったとして、どれぐらいのお金がかかるのか計算してみました。(家賃が変わらないのはありえないかもしれませんが…)

私が住んでいたところは更新料はなかったので、この状況で70歳までに払う家賃は3360万円。それと火災保険が2年に一度更新で一回に2万円程度必要になります。これが35年で約35万円程度必要になります。

35年間で払わなければならないのは3395万円ということになります。

さらに70歳をすぎても家賃を払い続けなけらばなりません

もちろん環境に応じて住み替えることができるので、家賃を安くすることもできます。

でも、結婚して家族が増える可能性が高い環境だと、家が手狭になる可能性が高いですね。じゃあ、広い家に引っ越し!

一概には言えませんが、広い家になると家賃もあがりますし、住み替える度に引っ越し代、礼金、仲介手数料などのお金が必要になりますよね。

しっかりと貯蓄ができていればいいですが、貯蓄がなければ、70歳80歳と年齢を重ねるにつれて家賃の支払いが厳しくなりますし、

いつまでも健康には無いので、老人ホームなどに入らなければならなくなるかもしれません…。

賃貸住宅の場合でも計画的な貯金が必要になりますね。

家を買って住宅ローンは借りるとどれぐらいのお金が必要?

家を購入した場合に、賃貸と同じように月々8万円支払い続けるとすると、現状のフラット35のような全期間固定での金利は1.65%程度(2014年10月時点)です。

2551万円を借りることができます。

住む場所によると思いますが、僕が暮らしている大阪では、2551万円で家を購入するのはなかなか難しいです。

新築は無理で、中古マンションなら買えるかなって感じですね。

新築がほしいって思うと、さらに1,000~2,000万円のお金が必要になるので、賃貸住宅よりも支払うお金は多いです。

まぁ、土地に価値のある場所にさえ家を買えば、売ることもできますし、持ち家の方が損というわけではないですけどね~。

目に見えるお金は賃貸よりも、持ち家の方がかかることになりそうです。

持ち家でも賃貸でも一長一短

持ち家が自分の資産になるから得!と考える人もいるでしょうが、そんな人は土地の価値をしっかりと予測することができる人ですよね。

素人にはなかなかわからないこともあります。

持ち家だと、ローン以外にもかかるお金がいっぱいあります。

毎年、固定資産税は払わないと駄目ですし、家が壊れたときのために積立もしておかなければいけません。

また、マンションに住めば、修繕積立費や駐車場台などが必要になるので、持ち家の方が飛んで行くお金は多くなるのは確実です。

もちろん家を買うときのも住宅ローンを組む手数料・仲介料などなどたくさんの手数料も必要です。(関連記事:トヨタホームを購入した時の諸経費の内訳

目に見えるお金は持ち家の方が確実にかかります。

持ち家と賃貸を考えた結果・・・

最初は賃貸を継続してお金が貯まれば家を買うと思っていましたが、家を持つのが夢の一つではあったので、若干無理をして家を持つことを決めました。

その理由としては、

  • 年金生活になって家賃を払っていくことが不安だったこと。
  • 家を借りていると何となく気をつかって肩身が狭い感じがしたこと。
  • 家賃を払うのがお金を捨てる感じがしたこと。
  • 自分の好きなように家をコーディネートすることができること
  • 子供が走り回っても気を使わなくていいこと

お金については、賃貸で払っていた家賃を基準にローン額を決めましたが、

持ち家の方が月々に必要なお金は+20,000円ぐらいになりました。

まぁ生活は若干苦しくなりますが、ライフプランをたてることができるサイトを使って、細かく収入と食費や光熱費など計算した結果、なんとかなる結果だったので購入しました。

その計算で家を買うことを決めた基準は、月々の固定費や雑費などのお金を+ある程度、遊びに行ってお金を使っても、貯金が年間100万円出来る事を最低条件にして購入しました。

まとめ

賃貸住宅、持ち家それぞれメリットとデメリットがあります。

ただ普通に家を購入するだけでは、家の資産的な価値はあまりないということになってしまい、住宅ローンを抱える=負債を抱えるということになります。

やはり持ち家にする場合にはそれなりに収入があって(住宅ローンの金額に対して)貯蓄が出来るということが大切です。

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