トヨタホームを建てて5年が経ちました。5年も住むといいところ悪いところ見えてきます。どんな家も完璧な家はないでしょうし、住んでみないと、わからないところなんてたくさんあります。
なので、トヨタホームに実際長い期間住んで思う欠点を書いていくので、参考にしてもらえると嬉しいです。
鉄骨のせいか、外気温が冷えすぎると寒い
トヨタホームは、鉄骨ラーメン構造の住宅です。鉄骨ラーメン構造は木造に比べると柱の数を少なくできる分、空間を広くとれるのが特徴なんですが、鉄はやっぱり冷えるんですかね~。
スマートエアーズを使っていても、外気温が低すぎると、家の中でじっとしていると、寒く感じます。
特に朝-3℃以下になってくるとスマートエアーズの効きも悪いです。スマートエアーズの効きが悪く感じるっていっても、起きるのには十分な暖かさはなんですけどね。ぬくぬくではないです。
外気温が-3℃ぐらいだと、暖房設定温度を23℃ぐらいにしても、室温は、17℃ぐらいまでしか上がりません。雪が降っていたらもっとひどいです。15℃なんてことも…。
ただ、部屋中すべてが17℃以上はあるってことなんで、1ヶ所だけ暖房をつけている家と比べると暖かいです。
でも、スマートエアーズの設定温度まで極寒の日は上がってくれない上に、電気代がかなりかかるので、鉄骨のせいなのか、トヨタホームの断熱性能が低いからなのか。保温性が悪いんかなっていう印象を受けます。
大きな窓をつけることはできるけど、窓からも冷える
トヨタホームの鉄骨ラーメン構造は柱が少なくすむから、大きい窓をつけることができるんですよね。
窓が大きいと、太陽の光が部屋に降り注いでくれるから、部屋が明るいのはいいんですけど、熱がめっちゃ逃げていきます。標準ですべての窓には複層ガラスが採用されていて、サッシも金属製のものではなく樹脂製のものが標準装備になので、熱をあまり逃さないように考えられてはいます。
でも、複層ガラスだったとしても、窓のそばにいくと、窓を触ったらキンキンに冷えてますしかなり冷気を感じるんです。普通の壁と比べると雲泥の差。
断熱材を使ってしっかり断熱しても、窓から熱が逃げたらどうしようもないですもんね。でも、大きい窓のほうが開放感があって気持ちが良いですし、まぁ仕方ないってことなんでしょう。
僕の家はLDKはそこそこ大きい窓を4ヶ所もつけているから、余計に熱が逃げてるのかもしれません。
外気温が低ければどこの家も寒いのは仕方がないでしょうが、僕の場合は、スマートエアーズがないと寒くて冬場はやってられないです。トヨタホームの断熱性はそれほど期待できません。
トヨタホームの家を眺めてるとどれも同じ建物に見えてくる
僕が住んでいるのは、新興住宅地なので、同じハウスメーカーの家が並んでいるっていうのは、普通なんですけど、トヨタホームの家ってすぐ分かるんですよね…。外壁がかぶってるなんてこともありますし。
外観を見てると、トヨタホームの家は形は違っても、なんか同じ家に見えてきてしまうから不思議…。大和ハウスとか、積水ハウスとかたくさん建ってますけど、なんとなく1つ1つの家に特徴があるように感じるんですよね。
トヨタホームにはソレが本当にないです。トヨタホームは「こんなデザインないわ~」って言う家はないですけど、面白みのある家もないです。工業品質。特徴の無いのが特徴って言われるのがなんとなくわかります。
お手頃な値段で装備が充実しているのがトヨタホームのいいところだと思うんですけど、その分パッとしないのも、特徴なので仕方が無いですね…。
欠点って言っても、僕は別に後悔はしてませんけどね。
家の近所にセキスイハイム・一条工務店の家が建ってきましたが、トヨタホームと同じくどの家も同じように見えます。有名ハウスメーカーで家を建てるとパターンが決まってくるから、まぁ、仕方ないことなのかもしれませんね。
トヨタホームだけの欠点ではなかったです。
トヨタホームのフラットな屋根がなぜかダサい
これは、自分の家には関係がないんですけど、よそのトヨタホームでLQで建てている人がたまにいるんですけど、屋根をフラットにしている家があるんですね。
カタログでフラットの家をみるとそんなにダサく無いんですけど、実際に建っている家をみると、めっちゃダサいです。言い方が悪いですけど、プレハブ住宅って感じがします。
新興住宅地にあるからそう感じるのかもしれませんが、LQのフラット屋根で家を建てる人は、実物を絶対に見たほうが良いと思いますよ。ちゃんと人が住んでいる環境で。
LQだと選べる外観のデザインもある程度決まってしまうので、実物をみると、どんな外観の家を立てることができるのか、イメージシやすくなります。
欠点ってほどのことじゃないのかもしれないですけど、なぜか本当にダサいんですよね。実際に住んでないんで関係無いですけどね…。
外壁の防水シールがズレてくる
トヨタホームの外壁の防水シールは、すぐに取り替えができるパッキンをはめ込むタイプになっているので、外れても、自分でパッキンを入れればいいですし、傷んできても、パッキンを入れ替えるだけで良いので、メンテナンス性は高いと思うですが、中に入り込んだり、外に出てきたりします。
それが、外から見ると結構目立つんです。自分で調整することはできますが、それは、高さが低いところの話し。2階部分がズレていると、自分で直すことはちょっとむずかしい…。
メンテナンス部門にお願いしたら、直してはくれますが、ちょこちょこずれると毎回いうのは面倒なのでほったらかしになってしまいます。
機能的には問題ないらしいですけど、目につくので、気になります。
HEMSモニターの反応が鈍い
今は、HemsPROっていうのが用意されているみたいで、そのあたりはちょっとわからないんですが、僕がトヨタホームでhemsをつけたときには、HEMSモニターをつけました。
このHEMSモニターはタッチパネルになってるんですが、とにかく反応が鈍い。タッチをしてから一呼吸おかないと画面が変わらないんです。そんなに速度が必要と感じる人が多いからなのかもしれませんが、スマホやタブレットがサクサク動く時代に、このHEMSモニターのもっさりかんはありえません。
電気代のチェックとかしようと思っても反応が鈍いからもう良いやってなります。これはもうちょっとちゃんと作ってほしかった。
5年間トヨタホームの家に住んで、家の中が寒いのが気になる、HEMSの反応ぐらいで、機能的には住んでいてそんなに不満ってことはありません。
どこのハウスメーカーで家を建てたとしても、間取りが自分の使いやすいものだったら、そんなに後悔することはないです。トヨタホームは極めた特徴はないですけど、無難な作りになっているので、目立った欠点もありません。
値段と機能に納得すればトヨタホームはいい家です。