家を購入して10年は1つの節目。ハウスメーカーで家を購入すると保証延長のために必ず必要な点検になっていると思います。

トヨタホームも同じで決められたタイミングで点検を受けないと保証の延長はされません…。

25年目までは無料で点検を受けることができるので特別にお金は必要なわけではないですが、点検の際トヨタホームから指摘された箇所を修正しなければ保証の延長がされない仕組みです。

トヨタホームは60年の保証を謳っていますが、定期的な点検を受けてトヨタホームでその補修をすれば保証を延長するっていう仕組みなんですよね。

60年保証してもらうためには定期期な施設の更新が必要ということです。点検は5年目以降は5年毎の点検です。

まだ新しい家だけど10年ともなるとアチラコチラにガタがきそうで心配になりますが…。10年目の点検の結果は大丈夫だったのか書きます。

10年点検はトヨタホームの関連会社が実施してくれた

家を建てて最初の頃はトヨタホームのメンテナンスの人がやってきて家の中を見てくれるのですが、5年目10年目はトヨタホームの関連会社なのか…下請け会社なのかが代わりに点検をしてくれます。

点検項目はマニュアル化されている様子で必須点検箇所をデジカメに収めてあとから説明をしてくれるという感じになっています。

5年目のときはそこまで細かく報告書が出来上がる感じではなかった様子ですが10年目はチェックの項目も細かくなるようですね。

10年点検にかかる時間は2時間から2時間半

細かくチェックされることもあり点検の時間は2時間から2時間半かかると言われました。さすがにそれほど時間はかからないかと思っていましたが…。

しっかりと点検して頂いたこともあり、説明の時間を合わせると3時間ぐらいの時間がかかっていました。ゆっくりと時間を取れるときに点検をしてもらわないとなかなか厳しいですね。

点検をしてもらうのは日曜日は無理だった

仕事上点検をしてもらうならゆっくりと時間を取ることができる日曜日かと思っていましたが、残念ながら日曜日は無理でした。

平日を指定されたため、仕方がないので仕事の休みを平日にして点検を受けることにしました。日曜日してもらえるとありがたいんですけどね…。

土曜日は大丈夫のようですが、土曜日のほうが仕事を休むのが難しかったので。

点検をしてもらう日は共働きとかであれば有給休暇を取得するようにしておいた方がいいかもしれませんね。

検査の日が近づくと点検してくれる会社から電話がかかってくる

点検を受けるのにこちらからなにか連絡することが必要になることはなく、点検してくれる業者の方から電話がかかってきます。

僕は仕事中に電話を受けることができなかったので何度か電話をかけてくれていましたが…。

日曜日以外はなかなか電話がつながらない状態だったので検査の日を決めるのに時間がかかりました。

10年点検の結果…。補修は必要になったのか

10年点検の補修の点検箇所は結構な箇所がありました。

  • 基礎の立ち上がり部
  • 外壁
  • 屋根
  • 太陽光パネル
  • バルコニーの手すり
  • バルコニーの防水シート
  • 水回りの配管
  • 屋根裏
  • 床下
  • 換気扇

点検終了後にもらえる点検シートを見せてもらったときはこんな感じです。

最初に説明を受けたのは外壁のチェツク屋根はカメラを屋根まで上げてチェックする。太陽光パネル、防水シート、水回りの水漏れの有無。ベランダの防水シート、屋根裏・床下の点検をします。最後に建物の歪みがないか水平器を当てて点検をするということでした。

流石に10年なので補修が必要な箇所が出てくるかと思いましたが、10年点検の結果は必要な補修箇所はなしでした。とりあえず安心です。

経過観察を指摘された箇所は少しある

ただ何もなかったわけではなく、基礎の立ち上がり部分にヘアクラックがありました。これはそれほど大きいものではないということで問題はないということだったのですが、経過観察は必要ということでした。

(ヘアクラックというのは髪の毛程度のヒビが入っているということです)ヒビの大きさによって補修が必要かどうかが代わります。

他には雨樋から水漏れがしていてその箇所は後日見に来るということでしたが、保証延長に問題がある箇所ではなかったので今回は特別指摘されず、後日状態を確認して修理をするということでした。

10年点検が終了後普段の手入れでしっかりしておいたほうがいいと思ったところ

今回の点検を受けてほとんど問題がありませんでした。詳細な説明は後日またトヨタホームの社員?責任者?からあるということでしたので今回は簡単な説明で終わりました。

今回の点検を受けて全体的に掃除やお手入れはしておいたほうがいいですがここはちゃんとしておいたほうがいいと感じた箇所を書いていきます。

汚水桝の清掃

汚水桝の中を点検してもらったときにきれいな状態だったということでした。1年に1回は必ず清掃をしているようにしていますし、していなかったらかなり汚れていたと思います。

汚水桝を開けたらわかるのですが1年経つとそれなりに汚れています。汚れが少ないうちに洗浄しておくとちゃんと流れてくれますし定期的な洗浄はつまりを遅らせるのに役立ちます。

定期的な防水シートの清掃

ベランダも防水シートの上はかなり汚れています。土とか砂が乗った状態で放置していると状態がわからないので定期的に清掃をしておいて状態の確認をしておくといいですよね。汚い状態を放置しておくと劣化の原因にもなるようです。

パイプユニッシュなどを使った排水管のお手入れ

詰まりを感じたらパイプユニッシュというか定期的にパイプの洗浄はしてる方がいいですよね。汚れが浅いうちにきれいにしてもらえば詰まりにくくなると思いますが、汚れがかなり溜まった状態でパイプユニッシュを使ってもあまり意味がなかったり、詰まる原因になったりすることもありますね。

以前にトヨタホームの点検の際に言われたのが定期的にパイプユニッシュを使っておくといいとアドバイスをされたのでそれに従って定期的にパイプユニッシュを使うようにしています。

10年でもつまりなどの問題はありません。

換気扇などのフィルターの定期的な清掃

換気扇などはホコリが溜まりやすい場所ですし、ホコリが溜まった状態でずっと使っていたらモーターに負担をかけます。

定期的に清掃をすることでモーターに対する負担も減るでしょうし少しでも良い状態で長く使うために必要な手入れだと思います。

15年点検に向けて

15年点検のときは大掛かりな補修箇所が出てくる可能性があります。外壁・ベランダの防水シートなど一気に補修をする必要が出てくる可能性があるので補修に対してのお金を貯めて置く必要がありますね。

外壁の塗装に関しては年々良くなっているようで今だと20年目までは手入れなくいけるということだったのですが、15年目が1つの目安になるようです。

30年は塗らなくても外壁は大丈夫と購入時に言われましたが幻のようですね。立地によって違いますといえばすみますし。

なるべく丁寧に住宅を使って15年目もなるべく補修費用がかからないようにしておきます。