家を購入するとなると自分が好きな場所に住めるとか憧れの戸建てを手に入れるとか色々といいところもありますが、残念ながらそれだけはありません。

購入時と同様またはそれ以上の価値のある家を購入することができれば、それでいいんですけど、購入時より価値が下がれば住宅ローンを抱えるリスクを背負うことになります。

現金一括で購入できたらいいんですけどねー。できる人はそうそういないと思うので。

住宅ローンは現状金利も安いですし、家賃と同じぐらいの価格に抑えておけば賃貸よりもいいところがあります。

だからといって住宅ローンを組んで家を買うのが正解とは限りません。

住宅ローンを借りるのかはしっかりと考えておいたほうがいいです。

住宅ローンは夫もしくは妻だけで返済することができるか?

夫婦共働きでふたりともが正社員。一人で十分住宅ローンを払える年収を稼いでいたら、ローンを抱えてもリスクはかなり低いです。

もし途中で離婚することになっても、どちらかが家に残ってそのままローンを返済することができますし、夫婦共々家がいらない!ってなり任意売却を選択。家は売れたけど住宅ローンの一部が残ってるってなっても返済することができるからです。

ただ、そうでない場合は家がすごくネックになってきます。一人の力で住宅ローンを払うことができない場合です。

30年以上夫婦仲良く過ごせる自信があって、途中でどんなことがあっても一緒に暮らせる自信があるのなら住宅ローンを借りてもいいと思いますが、本当に嫌だ!って思う相手になってしまったら…夫婦生活は苦痛でしかありません。

離婚を考えるにしても…家を売ることができない。シングルでは住宅ローンを払うこともできないとかになったら最悪。

住宅ローンを抱えてまで家を買うんじゃなかった…。ってことになってしまいます。

夫婦共々で家計の年収が高かったとしても夫婦のどちらか一人で十分を返すことができるかどうかは考えておいたほうがいいですね。

家を買うときは価値が上がりそうな土地にするといいんですけど…。

家を購入するときはなるべく価値が上がりそうなところに購入しておくか、価値が下がらない場所に購入しておくのがいいんですけど…。

先にどんなことがあるか予想することも難しいですし、便利なところに家を買うとなるとそもそも買うときの価格が高くなってしまいます。

家を購入することも不動産投資として考えることができるぐらい知識があればいいんですけどね…。なかなか難しいです。

新興住宅地などで郊外に家を買う場合は今後の価値のことは考えておくべきだと思います。

僕は郊外に戸建て住宅を購入しましたが、最寄り駅までバスで30分という場所のため、車がないと生活しにくい環境です。バス停までは近いですけどね。

住んでいる場所はスーパーなどができて少しずつ便利になってきているので、土地の価値が下がるということは今の所ありませんが、売るとなるとハードルがあがりそうな感じです。

買い手がいて価格が下がらない場所を購入すれば住宅ローンを借りるリスクは減らせます。

家を購入するときに考えたくないと思うけど、離婚した場合のことは考えておいたほうがいい

家を買うときは、前向きでいると思うので離婚した時のことなんて考えないと思いますが、

住宅ローンを組むのであれば離婚したときに1人でも返すことができるローンの範囲内なのかはちゃんと考えておいたほうがいいです。

住宅ローンはやっぱりリスクだし、離婚の際の足かせになることもあります。

僕自身が実際に購入時に離婚のことは全く考えてなく二人で返せる住宅ローンを組みましたが、

6年ほど経って離婚するということになり、一人の力で住宅ローンは払うことはできないですし、家を売らなければならないということになりました。

家の価値が下がって家を売却しても全額返済できなければ、貯金を切り崩すことになります。

家がなくてもローンが残るみたいな形にもなるので、住宅ローンを組むときは夫もしくは妻だけの年収で返済できるのかも考えておいたほうがいいです。

そのときのほしい!っていう感情で買ってしまいましたが、家を持つということは1つお荷物を抱えることでもあるので、本当に家が必要なのか、住宅ローンを組んでまで家を買う必要があるのか冷静に考えてみてください。