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イオン銀行で住宅ローンを組んだ時に考えたこと

 2014/11/09 お金
この記事は約 8 分で読めます。 12,873 Views

トヨタホームの家に住んで5年。住宅ローンも借りてから5年が経ちます。

僕がイオン銀行で住宅ローンを組んだの理由は当時トヨタホームで家を買う時にイオン銀行でローンを組んだら金利が優遇されるっていう特典があったからです。

その特典というのが返済期間中はずっと店頭表示金利よりも1.75%優遇されるというものでした。

優遇された金利は5年前は金利が1番安かったこともあり、イオン銀行を選択しました。

ワタシがイオン銀行で住宅ローンを組むにあたって検討したことをまとめました。

イオン銀行で住宅ローンを借りる

イオン銀行は、今でも色々な住宅ローンの中でも、金利は安い方になります。

私が契約した時点では、住宅ローンの金利は、住宅ローンの全期間中、店頭金利から1.75%優遇されるということがトヨタホーム×イオン銀行のプランでした。

優遇金利になるのが、住宅ローン全期間ということと、店頭金利から優遇金利が1.75%引かれることにメリットを感じて契約しました。

ワタシが住宅ローンを組んだ(2014年11月4日時点)の金利は

全期間金利差引プラン(ローン取扱手数料定率型)を選択すると店頭表示金利が2.370%で、返済期間中は店頭表示利率より1.75%優遇されるので、変動金利では0.62%で借りることができます。

そして、契約時の金利が変わらない固定金利特約も2年・3年・5年・7年・10年から選択できます。

例えば、10年固定金利を選ぶと、店頭表示金利が3.100%の表示になっていて、変動金利は上記のとおり1.75%優遇されて、10年では1.35%となります。

これだけみると、変動金利の方が圧倒的に得にはなるんですが、もし景気が好転して、よくなって、ゼロ金利政策(マイナス金利政策)が終了して、金利が上昇することがあれば、結構きついです。

でも、ワタシが住宅ローンを借りた時点、約3年前でも金利の底だと言われていたのに、さらに下回っているので、今は変動金利で契約する方が圧倒的にお得になりそうです。

まぁこればっかりは住宅ローンを払い終わらないとわからないことなのでどちらがいいとは言えません。

 

他にもこんなプランもあります。当初期間金利固定プラン(ローン取扱手数料定率型)を選択すると借りてから10年間の金利が1.10%に固定され、10年後からは変動金利・固定金利の選択をすることができ、その時点での金利優遇が店頭表示利率より1.20%優遇されるっていうものです。

これは、最初の10年間はすごく金利が安く、固定されるので安心ですが、例えばこの時点の金利のままで10年後変動金利で借りるとしても、金利は1.17%になるので、あんまりお得感がありません。

 

ちなみに住宅ローンに定率型と定額型の違いについて…。

住宅ローンを契約するときには契約するために手数料をとられることになります。その手数料には定率型というものと定額型というものがあります。

イオン銀行の場合は、定額型で契約すると、取扱手数料は108,000円になってそれほど高くはないんですが(いやいや高いですが(笑))、金利が0.2%上乗せになります。

それに対して、定率型は、金利の上乗せがない代わりに借入金額の2.16%が取扱手数料として必要になります。

例えば、2000万円を35年間借りたという状況で考えると(金利は変わらないものとします)0.62%の金利で借りた場合、定率型の利息は2,253,357円になります。そして、手数料が432,000円になります。

定額型では0.2%金利が上がるので、3,013,672円になります。

定率型と定額型の利息の差は760,315円となり、328,315円定率型の方が特になります。

借り入れ年数や、借入金額、繰り上げ返済の有無によって、必ず定率型が特かというとそうではない場合もありますが、あまり繰り上げ返済をせずに、借りるつもりであれば、定率型の方が得になる可能性が高いです。

イオン銀行の変動金利と固定金利どちらで借りた方がいいのかシュミレーションしてみた

結局、どういうふうに借りれば1番、利息を払わなくてすむのか、2000万円を35年で借りた(ボーナス払いはなしです)として、変動金利・固定金利で考えてみました。

金利は変動金利が0.57%・10年固定が1.3%で計算しています。

変動金利で借りて、5年ごとに金利が上昇した場合

借りた時点から半年間は…

変動金利の場合は、 月々の支払いは52538円になります。(変動金利なので半年後はわかりません)ありえませんがこのままの金利だと返済する総額は22,065,797円になります。

5年ごとに0.5%ずつ金利が上昇した設定で計算すると

当初5年間52538円
6年後~56465円
11年後~59909円
16年後~62800円
21年後~65067円
26年後~66646円
31年後~67474円

となり返済総額は25,853,866円です。

10年固定で借り続けて10年ごとに金利が1%上昇した場合

当初10年は59296円の返済となります。11年目に入るとその時の金利に応じて変動か固定にするか選択することができますが、毎回固定金利を選択して10年後に金利が1%ずつ上昇すると考えてみました。

11年目~66300円
21年目~70802円
31年目~72222円

となり返済総額は27,745,986円となります。

当初固定金利を選択して10年毎に1%金利が上昇した場合

 当初10年は57394円の返済となりますが、11年目からは優遇されるのが店頭の1.20%しかになるので、上記の固定金利よりも高くなります

11年目~68566円
21年目~73174円
31年目~74637円

となり返済総額は28,167,316円となります

*ローンの計算にはみかローンのサイトを利用させていただいてます。 

あくまでも勝手な金利の設定です。このような計算通りに行くことはありません。

変動金利の場合は金利が大きく上がれば、固定金利より高くなるリスクがありますので、生活設計をしっかりとして、いつでも、繰り上げ返済ができる状態を作っておくことが大事です。

繰り上げ返済について

20歳で家を建てて、35年後も現役バリバリで仕事ができている可能性が高い!って予測できる環境の人だったらいいですけど、家を建てるタイミングで、そんな若い人スゴイですよね(笑)

たいてい30~40代ぐらいで家を建てることを検討すると思います。そうすると、現役で働いているうちに、全部返済しようとおもえば繰り上げ返済も必要になります。

銀行によっては、繰り上げ返済にも手数料がかかるので、住宅ローンを借りた銀行にどれだけの手数料が必要か知っておくことも大事です。

イオン銀行では一部繰り上げ返済は1万円からできて(イオン銀行ダイレクト(ネットバンク)利用の場合)手数料は無料で可能です。

またイオン銀行の店頭で繰り上げ返済を行う場合、50万円から可能でネットバンクと同様に手数料は無料です。基本的には無料なんですが、全額を繰り上げ返済する場合にはネットバンク・店舗ともに54,000円の手数料がかかります。

8疾病保障付住宅ローンを選択すると

住宅ローンを借りる時に検討しないといけないのが保険です。イオン銀行でお金を借りると一般的な団信はついているので、亡くなったときや高度障害になったときは、全額保険から支払われることになります。

でも、ガンになったり、心筋梗塞や脳卒中になって働けなけなることも考えられるわけです。そんなことにも対応している住宅ローンがあり、イオン銀行の場合は、8疾病付住宅ローンになります。

8疾病付住宅ローンを選択すると金利は0.3%あがりますが、

  • がんと診断されればローンが0円
  • 脳卒中・心筋梗塞で所定の状態が60日以上続くとローンが0円
  • 高血圧症・糖尿病・慢性腎不全・慢性膵炎・肝硬変で就業不能状態が12か月を超えて継続した場合ローンが0円

などなど、健康面になにかあっても安心できる保障されます。それぞれの条件の詳細はホームページに詳しく書いてあります。

金利が高くなるので、月々にどれぐらいの金利アップをすることになるのか、このシュミレーションは住宅ローンを組む時に疾病保証付きにした方がいいのか?でしています。

 

8疾病保証付住宅ローンを選択するにしても、今自分が加入している生命保険や医療保険、がん保険などと合わせて検討していく必要があります。

2重3重に保険に入ってしまっていては、保険貧乏になってしまいます。

ワタシは家を購入する際に生命保険の見直しをおこないました。そして、その時のライフプランナーに相談して8疾病保証付きのローンは選択しませんでした。

保障付きのローンを選択しないことで、不安な点は脳卒中や心筋梗塞になった場合、高度障害と認定される可能性はかなり低いでしょうから、脳卒中などになったときにどうやってローンを返していくかというところです。

住宅ローンを借りた後は、自身の体をしっかりとメンテナンスして、脳卒中や心筋梗塞にかからない体づくりをすることも大事です。

*高度障害についてはこのブログにも書かれています

ワタシの意見としては、家を買うとき生命保険を見直してライフプランナーに今後の生活を相談して決めることが大事だと思っています。。ハウスメーカーに相談しても買わす事しか考えていないので、あまり参考になりません。

【生命保険】無料で保険見直し本舗新規申込

まとめ

変動金利や10年固定で借りることを検討しているのであれば、イオン銀行は低金利で借りることができる銀行です。

繰り上げ返済も一部であれば手数料はかからないですし、借りるのには最適です!

フラット35などのずっと固定金利というわけではないので、金利の動向に気を配りながら、繰り上げ返済ができる環境があるのであれば、イオン銀行で借りるメリットは大です。

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ケンイチ

2014年にトヨタホームで家を建てました。その経験を踏まえて、家を建てるまでに考えたこととか、家を建てた後にこうした方が良かったって事書いてます!

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