約10年前都会の便利なところから郊外の新興住宅地にトヨタホームの家を買って引っ越してきました。以前に住んでいたところは都市の中心部まで20分で行くことができて電車の駅まで徒歩10分、買い物するところは歩いていける圏内にたくさんあるしすごく便利でした。

ただ賃貸の家に住んでいたこともあり、早くに家を買ったほうが無駄なお金を使わずに済むのではないかと言われて家を買うことに。ある程度広さがあってどうせ住むなら自然の中のほうがいいということで郊外に家を買うことにしました。

郊外に家を購入したときはまだほとんど家が立っておらず山の中にポツンと自分の家がある感じ。買い物に行くのにも自転車がいるし、電車の最寄り駅まではバスに乗って30分はかかるみたいな環境でした。車がないとどうしようもない…。

買い物する場所ができる予定になってはいるよ!と聞いてはいたけどスーパーマーケットができる気配もなく車がないと生活ができない環境がずっと続くんだろうなと思っていました。

ただ、朝起きたら山が近くに見えるし空気はいいし、子供を外で遊ばせていても車を気にすることもないしで快適な郊外の生活を楽しむことができていました。家が増えないほうが田舎感を感じながら生活できるので良かったと思って郊外の生活を楽しんでいました。

10年経過した今、信じられないぐらい家が建ち人がたくさんの町に変貌した

新興住宅地に移住してからしばらくはぼちぼちと家は増えてはいたものの、一気に人が増えるということはなくのんびりとした生活が続いていました。しかし…。家の近くに便利なスーパーマーケットが6年目ぐらいにできました。そこから人口は一気に増えていきます。

信じられないぐらいあちらこちらで家を建てる工事が始まり開いている土地は一気になくなりました。やっぱり普段の生活が便利にできるスーパーマーケットの存在って大きいですね。また、コロナ禍中在宅ワークをする人が増えたこともあり郊外で暮らしたいという人が増えたのも要因の1つかもしれません。

たくさんの人が増えたことで町に活気は増えましたが郊外に住んでる感じは若干減退しますね。田舎に住みたいと思って住みたいのであれば郊外に住むというのはちょっと違いますね。もっと山の中とかに住まないと町の中に住んでいるのと変わらなくなります。

人が増えてきたら通勤のバスなども混雑しますし、通勤時間帯は道が混雑したりもしますし、郊外に住んでいても都市部に働きに行くスタイルだったら余計に疲れるのかもしれません。僕は今の家に住んでから家の近くの職場に転職をしたので、通勤ラッシュなども関係なく快適な生活を送ることができていますが。

そしてバスなどが走っていたとしても需要に応じてバスの本数は調整されますし、一時期に比べたらバスの本数を減らされていることもあるのでバスなどの公共交通機関の影響で生活が変わってしまうということはありますよね。車の運転ができているうちはいいですけど。

他にも人が増えることで交通量は増え家の前の道にもよく車が通るようになりました。マナーのいい人ばかりが来てくれたらいいですがマナーの悪い人も増えて行くわけで、子どもがいつ飛び出してくるかわからない道をスピードを出して走る人とかも増えましたし、人が増えることで活気はでますが生活がしにくくなることも増えます。

まぁこれはどこに住んでいたもそうかもしれません。隣人ガチャとか街の中人ガチャとか今風にいうとそんな感じになるのでしょうけど、人が増えたら自分の生活の環境の変化があるということですね。

10年住んでみて郊外に家を建てて良かったと思うか

人が増えたとしても、街の中に住んでいるよりも窮屈ではないですし自然が近くにある環境で生活できるのは幸せなことなので町に住むよりかは郊外に住んでいることは後悔してません。スーパーマーケットが近くにあれば普段の生活にこまることはありませんし、急がないものはネットで買物をすればいいので困ることもありません。

少し賑やかで同じぐらいの年代の人が多く住んでいて気を使わなくていい町という意味では郊外に住んでいることはよかったと思っています。でも人が増えてくるともうちょっと田舎のほうでも良かったかなと思うところもあるので…。郊外は山の中の町だということを改めて認識ました。

自然が好きで開放感があってちょっと便利が良くて、家が広くて、近所に人がいるほうがいいという思いが強いなら郊外での生活は快適です。