新しい新興住宅地に住んで5年。住まなかった方がよかったなって思うこと
僕はとある新興住宅地が立ち上がって、ほとんど家が建っていない時期に家を購入しました。
すれ違う人は知っている人がほとんど…
みたいなそんな状態の時。
住んでからしばらくの間3年程度はほとんど家も建つことはなくゆっくりとした街の変化。
だから、住まなくてよかった…。なんてことは思わないんですけど、街が本気で成長しだすとやばいです。
住む場所はここじゃなかったかなって思ってくるんです。
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家が建ちはじめるとその勢いは止まらずどんどん加速する
新興住宅地なわけですからメーカーとしても、土地の開発者としても売れないと困るわけですよね。
最初はのんびりと売っていたようですが、本気で家を売り始めると…。
まぁすごい勢いで家が建っていきますよ。
すっからかんだった土地が今では家だらけ…。
見えていたものが見えなくなり、隣接する家のせいで陽の光が入らなくなり暗い…。
(何も建っていない贅沢な時間が終わる時)
わかってはいるけど景色は一変するし、生活環境も変わるし、街には知らない人も増えるし…。
どんどんと住心地が悪くなってきます。
郊外型の新興住宅地を購入するときの田舎に住みたいの幻想
人が増えてくるともちろんスーパーができたり、コンビニができたり街が発展してきます。
便利になるという意味ではすごくありがたいんですが、
夜中でも明るい街。
自然を感じることができない街へと変わってきます。
もちろん山は近くにあるし、都会に住むよりかは空気がいいと思っていますが、住宅地として考えれば街なかとの差がわからなくなるぐらい。
交通量がちょっと少ないぐらいしか思いつかないです。
便利がいい郊外型の新興住宅地を買いたい人にはどんどんとありがたい街になっていきますが、
自然を感じることができる街からは遠ざかっていきます。
ただ、山の中にある街っていうだけ。
幼稚園にも保育園にも入りにくくなる
新興住宅地には若い子育て世帯が多く入ってきます。
だから家が増えれば増えるだけ子どもも増える。
子どもが増えたら幼稚園や保育園には人が殺到する。
だから、いつの間にか幼稚園とか保育園のめちゃくちゃ入りにくくなってくる…。
こんな状況が起きてきますよ。
山の中の小さい町の小学校。できた当初は数クラスしかなかったのにも関わらず、校舎が足りないなんてことにもなるんです。
一時的に人口バブルがやってくるわけですよね。
郊外に住んでいるのに、街の中心部の幼稚園に行かないといけないなんてことにも…。
人が増えるとこんなデメリットもあります。
出来上がった郊外型の住宅地を買う選択もありかも
人は新しい場所に住みたがりますが、人口が減りつつあり空き家が増えている現状で新しい場所を求めるのも疑問ですよね。
新しい場所の方がコミュニティもつくりあげやすいし
同年代の人が多いっていうメリットもありますけど、
オールドタウンにあえて住むのもありかもしれませんね。
土地の価格が安かったり、築年数が多少するくてもハウスメーカーで建てている住宅が安く買うことができたり、
メリットもあります。
人口が減りすぎて、不便で交通サービスがどんどん手薄になっていくところは住みにくいですが、
出来上がっている街に安い値段で住むっていうのも、ありかもしれません。
結局後悔しているのかというと…
後悔してるかと言うとどちらでもないってとこです。
空いている土地が多いと、色んな面で自由が効きますが、人が増えてくるとそうはいかない部分も増えてきます。
- 車駐める場所がなくなったとか
- 洗車するのに気を使うとか
- 近所の人の目があるとか
住みはじめるときは街ができるってわかっていても贅沢な空間で生活すると忘れてしまうもの。
早くに住むと徐々に住みにくくなる街がイヤになってしまうこともあるので、
あえて出来上がった街に住むのもありかもしれませんね。