僕の家では、2階への階段はリビング階段にしました。家に帰ってきてから2階へ行くには必ずリビングを通らなければいけない環境にしてあります。2階へ行く間取りはこちら。
玄関から入ったら、リビングへ通じる扉を開けて、リビングに入って、その横に階段があるって感じ。階段が丸見えなのは嫌なので、隠したいときはロールスクリーンを使うようにしています。
なぜ、リビング階段にした?リビング階段で考えたメリットはコレ
『子どもが大きくなって家に帰ってきたときに顔が見れるように』
玄関から直接階段にした方が間取りもよくなりそうだったんですけど、玄関入ってすぐ2階に行けたら、家にいるのに、子どもの顔を見ない日があるかもってちょっと不安だったんです。
まぁ、僕の思春期を過ごした実家は、めちゃくちゃ狭い家だったので、どんなに顔を見たくなくても、常に顔を合わせる環境でしたから。自分の部屋もなかったですしね。
なので、家族に会いたくない気持ちはすごくわかるんですけど、家に帰ってきてからの子供の様子が全く見ることができない環境をつくって、子どもの変化に気が付けなかった…なんていうことにならないように予防策です。
ケンカをしても顔を合わせなかったら、仲良くなる機会が減ることにもなりますしね。後は勝手に友達を家の中に入れられて気がつかないというのも避けたいということもあります。
リビング階段だと、階段も椅子代わりに使える
メリットと言っていいかわかんないですけど、リビング階段にしておけば、階段に座っていても、家族の顔を見ながら話ができるんですよ。階段に腰掛けて本読んだりとかね。階段の位置にもよりますが、階段もリビング代わりになります(笑)
リビング階段のデメリット。悪いところもやっぱりある。
リビング階段にすると、デメリットももちろんあります。例えばこんなことです。
冷暖房の効きが悪くなる。ロールスクリーンをしていても階段の2階からの温風と熱風がツライ
僕の家でスマートエアーズ(全館空調システム)を導入しているので、1階と2階のスマートエアーズの設定温度を同じにしておけば、ほとんど対策は必要ないです。
ロールカーテンをつけていますが、スマートエアーズの温度が同じのときは、ロールカーテンをする必要はありません。
でも、子どもが小さいうちは1階のリビングで過ごす時間がほとんんどで、2階って使いません。2階の寝室を使っていればいいんですが、リビングのスマート和室に布団を敷いて寝てるので、2階はほぼ不使用。
2階はほとんど使わないので、誰もいない2階のスマートエアーズの温度は低めに設定しちゃいますね。電気代節約のため。
そうすると2階から冷たい風が降りてくることがあります。ロールカーテンはしているので、気持ちましですけどね。
ロールスクリーンの隙間から冷たい風が入ってきちゃう
ロールカーテンは天井から床までキチっと隠すことができるんですが、ロールカーテンの左右には隙間ができてしまいます。この隙間から風が抜けちゃうので、少しでも寒いの嫌って言う人には、リビング階段+ロールカーテン使用はあまりおすすめできないですけどね。
冬場に暖房中、2階のスマートエアーズの電源を切るとロールカーテンの隙間から冷たい風が入ってくるので、1階でじっとしているとちょっと気になります。
来客があってもリビングを通らなければならない
人によってはメリットになるかもしれませんが、例えば夫、妻の友達が遊びに来ていて、外出したり、外出から帰って来た時、顔を合わせたくないなーって思ったときでも、リビング階段にしていると必ず必ず顔を合わせることになります。
会いたくない人を家に呼ぶことはありませんけど、こんなときはリビング階段よりも、玄関から2階に上がれたほうがいいってときもありますね。
ロールスクリーンで階段の目隠しは意外と面倒…
階段の目隠しと暑さ・寒さ対策をするためにロールスクリーンをつけたのはいいのですが、ロールスクリーンを閉めていると、1階・2階を行き来するのにロールスクリーンが邪魔で仕方がない…。
毎回ロールスクリーンをあげるのもめんどくさいし、2階に上がる時に両手が塞がっていたら、ロールスクリーンを上げることができません。なので、カーテンの横からさっと通ろうとしますが、すごく通りにくいし、無理して通っていると、ロールスクリーンにシワが入ったりします。さらに、子供が汚い手でべたべた触るのでロールスクリーンの汚れが気になります。
結果的に冬場は寒いからクローズ。暖かくなると邪魔なのでオープンにして使ってます。やっぱカーテンよりもドアがあった方がいいなって思っちゃいます(笑)
最後に
子どもと常に顔を合わせることができる環境を作りたいという希望から、リビング階段を導入しました。
階段の位置取り、目隠しの方法などもう少し考えた方がよかったのかと思うこともありますが、我が家では家族がいつでも顔を合わせることができることを一番に重点においてのでこの形になりました。
階段がある位置で、家の中の動線がかなりかわりますよ。邪魔だな~って思いがちな階段ですが、その場所を工夫することで、いつでも顔を合わせないと行けない家。そうでなくそれぞれのプライバシーを大切にした家と全く違う家になりますよ。