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冷蔵庫が壊れた…。購入から何年?買い替えのリアル体験談

冷蔵庫って、普段は当たり前のように動いてくれる家電ですが、壊れると本当に生活が止まりますよね。
うちの冷蔵庫も例外ではなく、ある朝いつも通り扉を開けた瞬間、「あれ?なんか冷えてない…?」と違和感が走りました。

前日までは普通に動いていたはずなのに、急に冷えが弱くなったり、庫内のライトは点いているのに温度だけがおかしかったり…。
冷凍の食材が僅かに柔らかくなっているような気もするし…。

家電の故障は突然やってくると言いますが、本当にその通りなんですよね。
冷蔵庫の場合は冷えが悪くなってもわかりにくく、気づいた時にはかなり状態が悪くなっていることが多いようです。

この記事では、

  • 冷蔵庫が壊れた時の状況
  • 使用年数と寿命の比較
  • 修理と買い替えのどちらを選んだか
  • 新しく選んだ冷蔵庫とその理由
  • 使ってみて気づいた良い点・イマイチな点
  • 寿命を伸ばすためのポイント

などを、実体験ベースでまとめていきます。

「冷蔵庫が壊れたけど、どうしたらいい?」
「買い替えの判断ってみんなどうしてるの?」

そんな方の参考になれば嬉しいです。

目次

あれ?おかしい…。冷蔵庫の異変に気づいた瞬間

朝起きて寝室からリビングに降りてきたとき、ふと冷蔵庫を見ると、普段は点灯しない表示が点滅していました。
「どういうこと?」と思いながら扉を開けると、庫内の空気がいつもより明らかに温かい…。嫌な予感がしました。

さらに冷凍庫を開けてみると、中の食材が少し柔らかくなっていて、半分溶けかけている状態。
「ついにこのときが来たのか…」と、一気に不安が込み上げました。

取扱説明書を確認すると、
“電源コードを一度抜いて挿し直す”
と書かれていたので、すがる思いで試してみることに。

冷蔵庫が壊れると大きな出費になるので、できる限り寿命を延ばしたい…。
「なんとか復活してくれ!」という気持ちで電源を挿し直すと、しばらくして冷蔵庫は少しずつ冷え始め、このときはホッとしました。

しかし、その安心も束の間。
翌朝、再び同じ症状が発生し、庫内の冷えは前日よりも悪化。
いよいよ買い替えか修理を覚悟しなければならない瞬間でした。

使用年数は何年?寿命の目安と比較

うちの冷蔵庫を購入したのは、およそ13年前。
その当時の最新モデルというほどではありませんでしたが、容量や機能に不満もなく、特にトラブルもなく動き続けてくれていました。

一般的に、家庭用の冷蔵庫の寿命は 10〜13年程度 と言われています。
もちろん使い方や設置環境によって前後しますが、メーカーの修理部品の保有期間もおおむね9〜10年程度が多く、このあたりを過ぎると修理が難しくなるケースが増えてくるようです。

また、冷蔵庫は徐々に冷えが弱くなっていくため、故障の前兆がわかりにくい家電でもあります。
今回のように「急に冷えなくなった」「冷凍庫が溶け始めた」という症状は、寿命が近い時期の典型的なサインとされています。

うちの冷蔵庫も使用年数を振り返ってみると、ちょうど寿命の平均値に差しかかっているタイミング。
「そろそろいつ壊れてもおかしくない時期だったんだな…」と納得しました。

修理より買い替えを選んだ理由

故障に気づいたあと、修理を検討することも一つの選択肢だと思いました。
しかし、今回の冷蔵庫は購入からすでに13年ほど使用していて、一般的な寿命と言われる10〜13年にドンピシャのタイミング。
この時点で、修理より買い替えのほうが現実的だと感じ始めました。

冷蔵庫について調べてみると、修理はそもそも高額になりやすい家電だということがわかりました。
出張費や技術料だけで数千円〜1万円ほどかかり、基板交換やコンプレッサー修理となると2〜5万円ほどになることもあります。
しかも寿命が近い年数になると、部品そのものがすでに在庫切れというケースも少なくありません。

また、今回のように「冷えが一気に落ちている」ケースは、内部の重要部品が劣化している可能性が高く、仮に修理しても別の箇所がまた故障するリスクがあります。
“修理しても長く使えないかもしれない…” と感じ、修理は現実的ではないと思いました。

そして何より、翌朝には再び同じ症状が出てしまい、「これはもう完全に寿命なんだろうな」と確信しました。
食材が傷むリスクを考えると、冷蔵庫はいつまでも様子見できる家電ではありません。

これらの理由から、最終的には 修理ではなく買い替えを選ぶ という判断に至りました。

買い替えで選んだ冷蔵庫は?決め手になったポイント

冷蔵庫に関しての詳しい知識がなかったので、まずは各メーカーの冷蔵庫を一通り調べてから、近所のエディオンに行くことにしました。
冷蔵庫はネットで購入することもできますが、搬入や搬出、壊れた冷蔵庫の処分まで考えると、結局手間や追加費用がかかりそうなイメージがあったので、家電量販店を選びました。

小さな冷蔵庫ならネットショップでも良いかもしれませんが、今回欲しかったのは一般家庭用の大型サイズ。
購入から設置〜引き取りまで一気に対応してくれる家電量販店のほうが、僕にとっては最適解でした。

冷蔵庫を選ぶうえで重視したポイント

買い替えを決めたあと、どの冷蔵庫にするかを検討しましたが、種類が多すぎて迷ってしまいました。
そこで、まずは自分が絶対に外したくないポイントを絞って選ぶことにしました。

① 容量(565L前後が絶対条件)

以前使っていた冷蔵庫が565Lだったこともあり、普段の買い物量や食材の保存量を考えると、同じか少し余裕のある容量が理想的でした。

ただし、冷蔵庫は容量だけで決めてしまうと 家に搬入できない という落とし穴があります。
幅・高さ・奥行き、そして搬入ルートは事前にしっかり採寸して、問題がないか確認しました。

また、冷蔵室と冷凍室のスペース配分もメーカーによって大きく違います。
これまでと同じような使い勝手に近いモデルを中心にチェックしていきました。

② 価格(妥協しないけど現実的に)

冷蔵庫は突然壊れる可能性があるとは分かっていましたが、とはいえ急なタイミングで買い替えられるほど余裕があるわけではありません。
ボーナスの時期ならまだしも、そうでなければかなり大きな出費になります。

もちろん、こういうときのために貯金はしていましたが、急な出費で家計の計画が狂うのは事実。
容量だけは妥協せず、そのうえでできるだけ価格の抑えられるメーカーを中心に検討しました。

③ 収納とレイアウト

さらに、実際に比較してみると意外と違いが出るのが 扉の開き方や収納レイアウト です。
棚の高さ調整のしやすさ、野菜室の位置、冷凍スペースの広さなど、毎日使う部分ほどメーカーごとの差が大きいため、ここは特に重視しました。

店員さんとの相談、そして最終的な決断

容量・価格・収納レイアウトの条件が固まってから、家電量販店の店員さんに相談しました。
当初は 20〜25万円 を予算に考えていましたが、この価格帯では希望する600Lクラスは難しく、結果的に 予算を30〜35万円にアップ することに。

600Lクラスの冷蔵庫は、家電量販店ではこのくらいの価格帯が相場になっていました。

そのうえで店員さんと価格交渉をしたところ、
「このモデルなら安くできるよ」
と勧めてもらったのが 日立の『R-HWC62X』 でした。

なんと表示価格から 約8万円の値引き をしてもらえて、最終的に 約28万円 で購入。
容量は 617L、さらに真ん中に冷凍庫があるタイプで、冷凍スペースが 182L と大容量なのも決め手になりました。

選んで良かった点

実際に日立の「R-HWC62X」を使ってみて、選んで良かったと感じる点はいくつもあります。

まず、大容量617Lの収納力 が本当に便利です。
以前使っていた565Lと比べてもゆとりがあり、週末にまとめ買いをしてもスペースに困らなくなりました。
特に冷凍室が182Lとかなり広く、冷凍食品やご飯をまとめて炊いて冷凍しておく僕にはかなりのゆとりができました。
冷凍庫が真ん中にあるタイプなので、頻繁に開け閉めする冷凍室が使いやすく、かがまずに取り出せるのもポイントです。

また、日立独自のまるごとチルド機能 は想像以上に使いやすいです。

以前に使っていたモデルでは真空チルド室が別に用意されていて少しの空間しか使うことができなかったのですが、今回は冷蔵室は丸ごとチルド機能で2℃で安定していて作り置きしておいたものも長持ちしてくれます。
また肉や野菜は特選氷温ルームに入れておけば長持ちさせてくれるため、買い物の頻度が多いときでも食材の鮮度が保てるのは助かります。

さらに便利なのが、収納レイアウトの自由度
棚の高さを細かく調整できるため、大きめの鍋や高さのある容器でもスムーズに収納できます。
調味料やペットボトルなどの定位置も決めやすく、庫内をスッキリ整えやすくなりました。

全体として、
「容量・使いやすさ・鮮度保持」
この3つがバランスよくまとまっており、買い替えて本当に良かったと実感できる冷蔵庫でした。

冷蔵庫の寿命を伸ばすためにできること

今回の故障をきっかけに、冷蔵庫の寿命を少しでも伸ばすために普段からできることを改めて調べてみました。
冷蔵庫は24時間365日ずっと動き続ける家電なので、ちょっとした工夫で寿命を延ばすことができるようです。

まず大切なのは、設置場所の環境を整えること
冷蔵庫の側面や背面は熱を逃がす仕組みになっているため、壁にぴったりくっつけすぎると熱がこもり、コンプレッサーに大きな負担がかかります。
数センチのすき間を作るだけでも冷却効率が上がり、寿命を長くする効果があります。

次に、定期的なホコリ掃除
特に背面や下部の通気口にホコリがたまると、冷却効果が落ちてしまい、余計な電力を使う原因になります。
見えない場所ですが、数ヶ月に一度、軽く掃除するだけで故障の予防になります。

また、詰め込みすぎに注意することも大切です。
冷蔵室や冷凍室に食材を入れすぎると、空気の流れが悪くなり、冷えにムラが生まれてしまいます。
冷気の通り道を確保するだけで冷えが安定し、無駄な負荷がかからなくなります。

さらに、扉の開け閉めの回数を減らすのも意外と効果的です。
扉を開けるたびに冷気が逃げてしまい、冷却機能がフル稼働してしまうため、できるだけまとめて出し入れする習慣をつけるのが良いようです。

普段の使い方をほんの少し見直すだけでも、冷蔵庫の寿命は大きく変わると言われています。
今回買い替えた冷蔵庫はできるだけ長く使いたいので、これらのポイントは意識していこうと思います。

まとめ|冷蔵庫の故障は突然やってくる。準備が大事

今回の冷蔵庫の故障は、本当に“突然”でした。
前日まで普通に動いていたのに、翌朝には冷えが弱くなり、冷凍庫の食材も溶けかけている…。
冷蔵庫は生活に欠かせない家電だからこそ、改めてその大切さを痛感しました。

故障の原因を振り返ってみると、使用年数はすでに13年。
一般的な寿命である10〜13年をちょうど迎えたタイミングでもあり、まさに“いつ壊れてもおかしくない”状態だったのだと思います。

修理も一度は頭に浮かびましたが、
・修理費の高さ
・部品在庫の問題
・別の箇所が再び故障するリスク
を考えると、結果として買い替えが最適な判断でした。

そして、新しく選んだ日立の「R-HWC62X」は、
容量・使い勝手・静音性・収納力と、どの面でも満足度が高く、買って本当に良かったと思える冷蔵庫でした。

今回の経験を通して感じたのは、
冷蔵庫は壊れてから慌てるのではなく、日頃から寿命や使い方を意識しておくことが大切
ということです。

  • 使用年数のチェック
  • 修理費と買い替え費用の比較
  • 普段の使い方の見直し
  • 長く使うためのちょっとした工夫

これらを意識しておくだけで、冷蔵庫の故障に対する備えが大きく変わります。

今回の体験が、同じように冷蔵庫の調子が悪いと感じている方や、買い替えを迷っている方の参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

2014年にトヨタホームで家を建てました。その経験を踏まえて、家を建てるまでに考えたこととか、家を建てた後にこうした方が良かったって事書いてます!

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