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【実体験】トヨタホーム築8年で外壁塗装を勧められた話|訪問営業で契約しかけた理由と断った判断

最近は、外壁塗装や蓄電池などの訪問営業が本当に多いですよね。
洗車をしていたり、庭の手入れをしていると、ふと声をかけられることがあります。

今回、我が家にも外壁塗装の訪問営業が来ました。
築8年のトヨタホームです。

最初は軽い世間話から始まり、
「外壁を少し見せてもらえませんか?」
という流れで、気づけば本格的な営業を受けることに。

結果的に、その場で契約してしまいそうになり、後日クーリングオフをするという経験をしました。

この記事では、
・訪問営業で実際に言われた内容
・なぜ危うく契約してしまったのか
・最終的に外壁塗装をやめた理由

を、実体験として正直に書いていきます。

目次

訪問外装塗装業者の説明はこんな感じでした

後日、最初に声をかけてきた人とは別の担当者が来て、外壁の状態について詳しく説明されました。

担当者は
「トヨタホームの施工実績もありますので、安心して話を聞いてください」
といった雰囲気で話を始めます。

ただ、よく考えると「トヨタホームにお世話になっている」というより、
トヨタホームで家を建てた施主に営業をしているだけなんですよね。
その時点で、少しだけ違和感はありました。

説明の中では
「トヨタホームの住宅でも、これまでに何棟も外壁塗装をしてきました」
といった話もありました。

その後は前置きを挟みつつ、

・なぜ外壁塗装が必要なのか
・塗料の種類は非常に多く、素人が選ぶのは難しいこと
・安い外壁塗装業者には注意が必要な理由

といった内容を、かなり細かく説明されます。

この説明自体は、内容に嘘がなければ、
これから外壁塗装を考える人にとって役に立つ情報も多いと感じました。

ここからは、その説明の中で印象に残った点を、少し掘り下げて書いていきます。

外壁塗装業者が安くできるカラクリ

担当者から説明された内容の中で、特に印象に残ったのが
「安い外壁塗装業者がなぜ安くできるのか」という話でした。

いわゆる悪質な業者の場合、
「足場代無料」
「今回限りの特別価格」
といった言葉で契約を急がせるケースがあるそうです。

ただし、その分どこかでコストを削っている可能性があり、

・塗料を必要以上に薄めて使用する
・職人の人数を減らし、工程を簡略化する
・十分な下地処理を行わない

といったことが起きやすい、という説明でした。

外壁塗装は、工事が終わった直後では仕上がりの良し悪しが分かりにくく、
2〜3年経ってから塗膜の剥がれや浮きといったトラブルが出てくることが多いそうです。

そのため、施工直後は問題がなく見えても、
数年後に不具合が出た場合、泣き寝入りになるケースもあるとのことでした。

もちろん、価格が安い業者がすべて悪いというわけではありません。
ただ、極端に安い場合には、それなりの理由がある可能性がある
という点には注意が必要だと感じました。

塗料の事はプロじゃないとわからない

外壁塗装をするとなると、次に問題になるのが「塗料選び」です。

担当者の話では、外壁塗装用の塗料には非常に多くの種類があり、
実際に施工する際には、ずらっと並んだ塗料の一覧を見せられて
「この中から選んでください」と言われることが多いそうです。

ただ、これだけ種類があっても、
素人が違いを正確に理解して選ぶのは正直かなり難しいと思いました。

耐久年数や性能について説明はされるものの、
実際にどの塗料がどれくらい持つのかを自分で判断するのはほぼ不可能です。

結局のところ、塗料選びは業者に任せるしかなくなり、
その業者が良心的かどうかを信じるしかありません。

もちろん、塗料の名前を聞いて自分で調べることはできます。
ただ、メーカーごとの違いや施工条件まで含めて理解するのは簡単ではなく、
「本当にこの塗料が最適なのか」を判断するのは難しいと感じました。

こんなことを踏まえて訪問業者が言ってくることは

ここまでの説明を踏まえたうえで、担当者が強調してきたのは次のような点でした。

「塗料を薄めずに使うことが大切です」
「下地処理をしっかり行わないと意味がありません」
「足場代無料をうたって、別の項目で高く請求する業者には注意してください」

説明自体は、どれももっともらしく聞こえます。

そして、その流れで
「当社の塗料は薄める必要がありません」
「工程も省かず、最後までしっかりチェックします」
「10年間の保証をつけています」
といった、自社の強みを説明されました。

さらに、
「正しく施工すれば、40年近く塗り直しが不要なケースもあります」
「費用は高めですが、長い目で見ると費用対効果は高いです」
といった話が続きます。

その後、提示されたのが高額な見積もりでした。
正直なところ、「この金額はさすがに厳しい」と感じる金額です。

すると今度は、
「ハウスメーカーで外壁塗装をすると、これくらいかかります」
として、積水ハウスや大和ハウスの施工例と思われる見積額を見せられました。

どれも300万円を超えるような金額で、
「トヨタホームで塗装しても、同じくらいの費用がかかります」
と言われます。

それと比べると、
「うちの見積もりは、まだ安い方です」
という印象を持たせる流れでした。

さらに、
「この地域で初めて施工するので、今回は特別価格で対応できます」
「今決めていただければ、この金額でできます」
と言われ、最初の見積もりから大きく下げた金額を提示されます。

金額だけを見ると、
「最初よりかなり安くなった」
と感じてしまい、
今ここで決めないと損をするような気持ちになっていきました。

契約してしまいそうになった流れと当時の心理

こうした説明と価格の提示を受けて、
気づけば「今、塗ったほうがいいのかもしれない」という気持ちになっていました。

最初に見せられた高額な見積もりと比べると、
後から出てきた金額はかなり安く感じてしまい、
「この価格ならアリなのかもしれない」と錯覚してしまったんです。

結果として、
その場で契約をしてしまいました。

冷静に考える時間があれば、
「本当に今なのか?」
「他と比較しなくていいのか?」
と一度は立ち止まれたと思います。

ですが、その場では
「今決めないと、この条件ではできない」
という空気があり、判断を急いでしまいました。

ただ、契約後に時間が経つにつれて、
説明の中で感じた違和感や引っかかりが次々と思い出されてきました。

そして、
契約から2日後にクーリングオフをしました。

手続き自体は特に問題なく行えたので、
この点についてはきちんと対応してもらえたと思っています。

外壁塗装をするのを辞めた理由

外壁塗装をやめた理由は、単純に「価格が高かったから」だけではありません。
費用対効果が本当に高いのであれば、外壁塗装をすること自体は悪い選択ではないと思っていました。

ただ、話を聞いていく中で、
営業がこちらの立場や将来を本気で考えていないのではないか
と感じる場面がいくつかあり、最終的に不信感が勝ってしまいました。

ローンの契約の際に感じたこと

提示された金額は、突然一括で支払うには正直かなり厳しい金額でした。
そのため、ローンを組むという話になったのですが、その際の説明に強い違和感を覚えました。

営業の方からは、
「団体信用保険は入らなくていいですよ。若いですし」
「金利が高くなるので、やめておいた方がいいと思います」
といった説明を受けました。

ですが、15年ほどのローンを組む話にもかかわらず、
将来のリスクについてきちんと説明しようとしない姿勢には疑問を感じました。

私は病院で働いているので、
40代でも病気や事故によって重い障害を負い、働けなくなるケースを実際に見ています。

将来どうなるかは誰にも分かりません。
それにもかかわらず、
「大丈夫ですよ」
という一言で済ませてしまうのは、あまりにも無責任だと感じました。

この時点で、
「この人は、こちらの将来よりも契約を取ることを優先しているのではないか」
という不信感が一気に強くなりました。

40年外壁塗装をしなくてもいいかもしれないという無責任な言葉

もう一つ、大きな違和感を覚えたのが、
「40年外壁塗装をしなくてもいいかもしれない」
という説明でした。

この会社はオリジナル塗料のみを扱っており、
アメリカの塗料を日本向けに改良したものだと説明されました。

その塗料は、
アメリカでは40年間チョーキングが出ていない実績がある
という話でした。

チョーキングが出ていないということは、
塗膜が劣化していない状態だと言えるそうです。

営業の方は、
「40年とは言い切れませんが、30年は塗り直さなくていいと言っても言い過ぎではありません」
と説明していました。
(ただし、保証はできないとも言われました)

一見すると魅力的な話に聞こえますが、
よく考えると気になる点がいくつもありました。

日本での施工実績はまだ5年ほどしかなく、
30年分の耐候試験データはあるものの、
実際に日本の環境で30年持った実績は存在していません。

一方で、営業の方は
「塗料の耐久性は環境によって大きく変わります」
「どこでも同じ結果になるとは言えません」
とも話していました。

それなのに、
アメリカでの実績を根拠に長期間もつと強く勧めてくる説明には、
どうしても矛盾を感じてしまいました。

「実績のない塗料はおすすめしない」
と言いながら、
日本ではまだ実績の少ないオリジナル塗料を強く勧める。

この時点で、
「40年塗装しなくてもいいかもしれない」という言葉は、
現実的ではないと感じました。

トヨタホームの塗料を否定している時点で、その塗料は信頼できないと感じた

今回の訪問営業では、
「外壁を触るとチョーキングが出ています」
「ヘアクラックが入っています」
といった説明を受けました。

確かに、経年劣化としてそういった症状が出ること自体は不思議ではありません。
ただ、その説明の流れで
「だから当社の塗料なら安心です」
と言われても、正直すぐには信用できませんでした。

私が建てたトヨタホームの外壁には、
HDセラコート(無機塗料) が使われています。
これは、約30年相当の耐久性をうたっている塗料です。

もちろん、実際に30年間まったく問題が起きないとは思っていません。
現実的には、15年ほどで外壁塗装を検討する必要が出てくる可能性はあると思っています。

それでも、
「30年相当とうたわれている塗料が、築8年で塗装を勧められる状態」
という説明を受けた直後に、
「同じくらいの年数、30年は大丈夫なオリジナル塗料です」
と勧められても、どうしても腑に落ちませんでした。

トヨタホームの塗料は8年でダメになり、
営業が勧めるオリジナル塗料は30年持つ。
この説明には、どうしても無理があると感じました。

10年保証があるため、
少なくとも10年間は問題ない可能性はあります。
ただ、その先の15年、20年で塗装が劣化した場合、
トヨタホームの塗料と何が違うのか、明確なメリットが見えませんでした。

他社の塗料を否定する説明を聞いているうちに、
「それは自社の塗料にも同じことが言えるのでは?」
と感じるようになり、信頼は一気に薄れていきました。

結果…。訪問系の営業で外壁塗装を塗るのは考えたほうがいいと思いました。

今回訪問してきた業者は、
強引に契約を迫るようなやり方ではありませんでしたし、
クーリングオフについての説明もあり、実際に手続きも問題なくできました。

その点だけを見ると、
いわゆる悪徳業者だったとは思っていません。

ただ、今回の経験を通して、
訪問営業による外壁塗装には慎重になるべき理由が多い
と感じました。

特に気になった点は、次のような部分です。

・オリジナル塗料の場合、価格の相場が分かりにくい
・比較検討する時間を十分に取れない
・施主側は、説明を信じるしかない状況になりやすい
・施工実績が短い場合、耐久性は未知数
・一度塗ってしまうと、ハウスメーカーの保証がなくなる可能性がある

これらの点を踏まえると、
「今だけの価格」
「特別条件」
といった言葉で判断を急がせる営業スタイルは、
やはり避けたほうがいいと感じました。

人は、考える時間を与えられると契約しない方向に傾きやすい、
という話もあります。
逆に言えば、考える時間を与えられないと、
冷静な判断ができなくなってしまいます。

外壁塗装は金額も大きく、やり直しがきかない工事です。
だからこそ、
その場で決めず、必ず一度持ち帰って考えることが大切だと思います。

今回の訪問営業を経験して、
外壁塗装について事前に知っておくべきことが多いと感じましたし、
結果的には良い勉強になったとも思っています。

もし訪問営業を受けることがあれば、
冷静に、そして慎重に判断すること
これだけは本当に大切だと感じました。

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この記事を書いた人

2014年にトヨタホームで家を建てました。その経験を踏まえて、家を建てるまでに考えたこととか、家を建てた後にこうした方が良かったって事書いてます!

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