家の購入を決めてハウスメーカーと契約をしたら住宅ローンのローンの審査をしてもらいます。
僕の場合はイオン銀行で住宅ローンを組むことにして、預金通帳やら、資格の提示やら色々と収入などの証明をして、無事に住宅ローンを借りることができるようになりました。
イオン銀行だけではありませんが、住宅ローンの審査に通ったら次のようなことを迷いました。
- 変動金利で借りるか固定金利で借りるか
- 定率型にするか定額型にするか
- 疾病保障をつけるかつけないか
大きくはこの3つですね。
なかでも今回は疾病保障をつけるかつかないかで、イオン銀行の住宅ローンの月々の返済額がどれ位変わってくるのかということについて調べたことを書いていきます。
住宅ローンを抱えているのに、病気になって働けなくなったら…。
病気やケガのせいで突然働けなくなっても、住宅ローンについている団体信用生命保険ではカバーされません。
団体信用生命保険でカバーされるのは、亡くなったときや高度障害状態になった時。
なので、病気のせいで仕事ができなくなって、収入がなくなったとしても、住宅ローンは、払い続けないとダメなんですよね。
払うことができなくなれば、それは家を手放すことになってしまいます。
そのために、たとえ病気になっても1年間は生活できるだけの貯金があると安心なんですが、日々の生活からなかなか貯金ができないという人も多いはずです。
そこで、考えておくのが保険。
僕が住宅ローンを組んでいる銀行の住宅ローンを見てみると、高度障害もしくは亡くなった時だけの保障だけでないものがあります。
金利を上乗せすることで、ガンと診断された時、心筋梗塞や脳梗塞で所定の状態になった時、高血圧や糖尿病などで所定の状態が1年続いたら住宅ローンが0円になるってものです。
ガンは2人に1人はかかるといいますし、ガンにならないほうが運がいいっいっても言い過ぎじゃないですよね。
早期発見で治るガンでも住宅ローンがなくなる可能性が高いので、かなり大きいですよね。
イオン銀行の「8疾病保障付住宅ローン」を利用すると
イオン銀行の8疾病保障付住宅ローンは店頭金利にプラスして0.3%上乗せすると、この住宅ローンを利用することができます。
これを利用すれば…
- 一部のがんを除いて生まれて初めてガンと診断されると住宅ローンが0円
- 脳卒中になって、言語障害・マヒ・運動失調などの状態が60日以上続いた時、心筋梗塞になって労働制限状態が60日以上続いた時に住宅ローンが0円
- 高血圧症・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎で入院もしくは医師の指示で自宅療養が必要で全く仕事ができない状態が12ヶ月間続いた時、住宅ローンが0円。
結構な内容で保証されるので、仕事ができなくなるかもしれない…っていう不安があれば、入っておくと安心です。
8疾病保障をつけるつけないで35年間住宅ローンを借りるとしてどれ位支払いに差がでる?
単純に今の変動金利0.57%で3000万円を35年間借りたとして(ありえないと思いますが金利の上昇なしで…)繰り上げ返済なし、35年後にどれ位返済金額に差があるか計算してみます。(住宅ローンの計算にはみかローンを使いました)
保証をつけずに3000万円を0.57%で35年間で合計、33,098,815円
保証をつけて借りると3000万円を0.87%で35年間で合計、34,809,517円
支払額は保証をつけると、1,710,702円です。こうやってみると大きいですね。
そして、月々の支払で考えると、4,037円高くなる計算です。結構いい保険料になりますね。
住宅ローンの保険だけではなく、他にどんな保険に入ってる?保険のかけすぎは無駄
住宅ローンを組む時は、将来のことなんてわからないし、自分で不安を煽ってしまうこともあるので、一度冷静になることが大事です。
イオン銀行で住宅ローンを組むってなったときに、今、どんな保険に入っていて、どんな保障を受けることができるのか知ることが大事だと思いました。
意外とちゃんと保障がされていない保険に入っていたり、同じ保証をいくつも重ねていたりして、ムダに保険料を払ってしまってたら、保険料貧乏になるし、いざというときに保障されていないみたいなことになっちゃいます。
僕は、自分の力ではどうしようもなかったので、保険のプロに相談してました。
自分で保険の事を勉強しても、わからないところはありますし、35年を見据えての保険設計をするのは難しかったです。
なので、僕はプロに相談して、保険で保障を手厚くして、住宅ローンの8大疾病付きに入るのは見送りました。
わからないなって時はプロのに相談することをおすすめしますよ。
僕の場合は0.3%の金利が上がることが嫌だったので、ソニー生命のライフプランナーに相談して、保障なしのプランにしちゃいました。
でも、がんになる可能性は2人に1人と言われていて、がんになる可能性はかなり高いです。
そして、脳卒中になって後遺症が残ったら働くことが難しくなって、住宅ローンを返済することも難しくなります。
そう思うと、月に約4000円を支払っても、イオン銀行の疾病保障をつけておいたほうが良かったかなって思います。
住宅ローンは大きな借金でリスクでもあるので、保険や疾病保障はしっかりと考えて選択することが必要です。