スマートエアーズをつけるとピュア24セントラル(24時間熱交換換気システム)が強制的に導入されます。
そのピュア24セントラルについてまとめています。
ピュア24セントラルとは
天井裏にダクトを排して、全室の換気を24時間自動的に制御するセントラル方式の換気システム。各階に全熱交換器を配置することにより、排気から熱や湿気wお改修し、室内に新鮮な空気を送り込む。
トヨタホームのカタログより
また、ピュア24セントラルの特徴としては
- フロアごとに外気導入と排気をおこない、新鮮な空気をまんべんなくダクトより供給する
- 全熱交換器で、外気を室温に近づけて居室に供給することで、エネルギー効率を高める
- 防虫網と外気フィルターを搭載し、外気を清浄化して導入する
- 天井の吹き出しグリルから供給されるため外部騒音が侵入しづらく静かな環境を保つ
トヨタホームカタログより
トヨタホームの営業から聞いた話によると、ピュア24セントラルをつけていれば、窓を開けて換気をする必要はほとんどないそうです。新しいタイプのものはPM2.5の除去もできるようになっているようです。
私の家のピュア24セントラル
我が家でのピュア24セントラルの換気グリルは1階は洗面所、2階は納戸に設置されています。
1階洗面所
2階納戸
1階の洗面台はよく使う場所になるので、1階の方がフィルターに埃がたまりやすい状態です。
換気グリルが設置している場所は天井の高さが30㎝程度下がります。
そして各部屋への給気グリルはこのような感じでついています。
この吸気グリルは左右にまわすことで吹き出す風の量を調整することができます。スマートエアーズをつけているときはあまり感じないですが、春先などスマートエアーズの運転を停止したときに、吹き出してくる風が冷たく感じました。その時だけ給気が入らないようにしていました。
ピュア24セントラルのお値段
ピュア24セントラルの導入価格は1台11万円ぐらいでした。
1階と2階の両方が必要になるので、2台で22万円ぐらいかかっています。トイレ・浴室などの換気扇もピュア24セントラル対応品になるようなので、少し高くなるかもしれません。
換気グリルの中は
掃除前できたないですが、右側が熱交換器と熱交換器用のフィルター。左側の黒いところに外気に対してのフィルターAssyと防虫ネットが入っています。
フィルターの寿命と値段
フィルターに2~3年ごとに交換が必要になるようで、1セットで3600円・2セットで5966円になっています。2階建てであれば必然的に2セット必要になります。
また、熱交換器も7年から10年で交換時期がくるようで1セット12240円・2セット20366円になっています。
定期的にメンテナンス費用が必要になります。また本体も標準使用期間は15年に設定してあるため、本体の交換も必要になることを考えておかなければなりません。
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PM2.5対応品への交換
今の家を建てた時にはPM2.5への対応品は販売していなかったので、我が家のピュア24セントラルは普通のタイプのものがついていますが、後からの工事で変更することもできます。
従来品をつけている人は、1セットで39069円・2セットで47196円でできます。家を建てて数か月してからこのタイプがでたのですが、お金の都合上交換はしませんでした。
また、PM2.5に対応したフィルターは約1年半で交換が必要になるようで、その価格も1セット6210円・2セット10951円となり金銭的な負担も大きくなります。
音について
ピュア24セントラルは常に動きているので空気を吸気している音などの作動音はもちろんあります。
慣れないうちは少し気になりましたが、すぐに慣れてしまいうるさいと感じることはありません。
逆に、ピュア24セントラルの電源を切った時に、その静かさに違和感を覚えるようになってしまいました。
まとめ
ピュア24セントラルを最初から導入しているため、その効果を大きく感じることはないですが、室内に常に空気の流れがあることを感じます。
スマートエアーズと連動して、室内の空気の循環をつくりだし、一定温度を保っている一つの要素なのでしょう。
主観にはなりますが、よどんだ空気が滞っている状態にはならないような感じがします。
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