ホームセンターなどで物置を購入した時に、物置の組立以外にも、転倒防止対策をどうするか聞かれますよね。
転倒防止対策をしなければ、物置の下にブロックが敷かれているだけ。
物置に重いものを置いておけば大丈夫なんてことも言われますが、実際のところはどうなんでしょうか?
物置の販売会社は転倒防止工事をすすめている
今回購入したタクボ物置のHPをチェックしてみると、アンカー工事(転倒防止対策)をしないと物置本体が基礎ブロックから外れて転倒の危険がある風を受けて転倒するので、アンカー工事は必ず行ってください。
と書いてはいるものの、その一方で転倒防止工事をしても、「転倒や破損」の防止は100パーセントの保証はできません。ともかいてます。
結局、転倒防止対策ををしたからと言って、物置の完璧な強風対策にはならないということです。
それでも転倒防止工事はしておけっていうのはなんだか矛盾しているような感じはしますが、物置を販売している業者は転倒防止対策をすすめているところが多いですね。
転倒防止工事の必要性は一般的にはどのように捉えている?
ネットで物置の転倒防止工事の意見をみてみると色々な意見があります
・実際に強風などに耐え得る強度は付属アンカーでは期待できません。アンカーに過大な期待(安心感)を持たない方が宜しいかと思います。ズレ止め程度に考えて最低でも2箇所あれば十分です。現実的な対策として完成後、4隅に重量物を配置する事です。
・物置の形状にもよりますがこの場合には「アンカー工事」は必要ありません。私は30年ほど外構工事をしておりその際物置も数多く設置してきましたが「アンカー工事」はしていません。しかしながら一度も倒れたという事例はありません。薄型を南に向けて設置すれば台風の時など転倒の可能性はありますがプレートをモルタルで固定する程度では気休めでしょう。物置の中(特に床)に荷物をしっかり置けば今回のケースなら大丈夫です。
・地震の時のためにやっておいたほうがいい
ヤフー知恵袋から抜粋
転倒防止工事はやっても気休め程度ってい意見が結構多く見られます。
アンカー工事をしなくても、転倒した物置はないっていう書き込みもあれば、逆に転倒防止工事をしていても倒れたっていうものもありました。
結局は転倒防止工事をしたとしても、倒れる可能性はあるってことです。
物置の置き場所や物置の中に入れるものの重量に周囲の環境によってもどうなるかわからないってことですね。
物置転倒防止はどんなものがある?価格はどれぐらい?
物置をどこにおくかによっても、転倒防止工事の値段が変わりますね。
地面がコンクリートか土かによっても工事にかかる費用が違いますね。
地面が土の場合は、地面を掘ってそこにアンカープレートを入れて、コンクリートで固めるって感じですね。
地面がコンクリートの場合は、オールアンカーというものを打ち込んでアンカープレートと物置を固定するっていうものです。
例えばネットで物置きを販売しているエクスショップだと転倒防止工事は次の通りの値段です。
- 地面がコンクリートの上にに設置するときは10,000円
- 地面が土の上に物置きを設置するときは12,000円
若干の値段の差はありますが、ホームセンターで工事してもらっても、同じぐらいの価格ですね。
僕の場合は、イオンのイベントでタクボ物置きを購入して、アンカー工事をしてもらったんですが、土の上に物置きを設置してもらって12,000円でした。
実際に転倒防止工事をしてもらった物置きの写真がコレです。4ヶ所同じようにアンカー工事をしてもらってます。
やっぱり物置きに転倒防止のためにアンカー工事をしてもらった理由
アンカー工事をしても意味がないという意見も多いですし、物置きの販売している業者でも完全に転倒を防止することを保証するわけではないって言ってます。
なので、アンカー工事がどこまで意味のあるものかはわかりませんが、やってないよりやってたほうがマシだろうっていう考え方で転倒防止工事をしました。
住んでいるのがそもそも風の強い地域ですし、台風が通るときは不安です。
何もせずに物置きが倒れてしまったら、アンカー工事をしておけばよかったってすごく後悔するはずですしね。
アンカー工事をしていてが物置きが倒れてしまった場合はこんなもんかって諦めがつきます。
12,000円は安くはないですが、やらなくて後悔するよりも、やって意味がなかったって思う方が仕方ないって思えます。
倒れてもどこにも被害がない場所におくのならいいですが、敷地ギリギリに物置きを置くとお隣の方にも迷惑をかける可能性もあるので、できることはしておくのが礼儀かなって思ってます。
だから、物置きの転倒防止工事をするかしないか迷うならしておいた方がいいです。