関西電力の値上げでオール電化のメリットがちょっと減る…。値上げ前と値上げ後の年間の電気代の差
我が家では光熱費を少しでも安く済ませるためにオール電化を選択しました。日中は仕事で家をあけることが多いですし、太陽光発電もついていたので、日中の電気は太陽光発電でも賄うことができるため、そんなに高い時間の電気を使うことはありません。
そして、戸建住宅に住む前にアパートに住んでいましたが、ガス代がものすごく高いっていう印象があって、電気のほうがお得じゃないかって思っていたのでガスを使う必要のないオール電化を選択しました。
オール電化はぴeタイムで契約をしていて毎月の電気代はどれぐらい?
今は契約することができませんが…。僕がオール電化で契約をしたときははぴeタイムというプランで契約をすることができました。
日中の電気代が高く、夜間の電気代が安いっていうプランのやつです。全部電気にすることで10%の割引がされるので結構お得。
このように契約した結果、月々の電気代は次の通り。
- 1月 ¥20,820
- 2月 ¥13,979
- 3月 ¥13,292
- 4月 ¥10,500
- 5月 ¥9,745
- 6月 ¥6,675
- 7月 ¥6,155
- 8月 ¥8,270
- 9月 ¥6,501
- 10月 ¥6,515
- 11月 ¥7,055
- 12月 ¥11,210
まぁ戸建て住宅での光熱費だったらそれほど高くない部類になりますよね。エアコン(全館空調)を使う冬場は電気代が上がってます。
概ね安く使うことができているので満足しています。
深夜時間帯の電力料金の値上げ…。オール電化の電気代が大幅に上がる
2022年7月から関西電力では電気料金の大幅な値上げが実施されることになりました。特に深夜電力の見直しです。ちょっとした値上げではなくかなり大きな値上げです。
変更前 | 変更後 | |
デイタイム(夏季) | 34円95銭 | 28円96銭 |
デイタイム(その他) | 31円77銭 | 26円33銭 |
リビングタイム | 23円47銭 | 22円89銭 |
ナイトタイム | 10円70銭 | 15円20銭 |
デイタイムは大幅な値下げをされていますが、一番電気を使うリビングタイムの電気料金はやや下げ程度。そして深夜帯の電力は5円近い大幅な値上げになっています。
5円ぐらいって感じですけど、オール電化住宅は夜間に電気を使うことでお得になるようになっているので、ナイトタイムの値上げは家計に大きなダメージを与えることになりますね。
夜に働くのが一番電気を利用するエコキュートです。電気代の3割程度をエコキュートがしめているので夜間の値上げはものすごく痛いんですよね。
我が家では太陽光発電を導入しているので昼間デイタイムの電気の使用量はほとんどなく、リビングタイムはナイトタイムの値上げに比べて小幅な値下げなので、電気を使う時間帯は大幅な値上げになってしまいます。
日中家にいて太陽光発電を使っていない人はそこまで痛くないのかも
太陽光発電がついていない、日中も家にいるという方でオール電化のプランを使っていたら、電気代が大きく上がらないかもしれません。
日中の電気代が大幅に値下げされるので昼間に電気を多く使ったとしてもこれまでよりも安く使うことができるので、昼間の電気代の節約をそれほど気にしなくてもよくなりますね。
それでも、一番電気を使う機器が夜に集中するので全般的な電気代は若干あがりそうですけどね。
実際にどれぐらいの値上げになるのかシミュレートした結果
関西電力のサイトでは現状の電気使用量を踏まえて今回の料金改定でどれぐらい電気代が変わるのか細かく計算をすることができます。
はぴeみる電というサービスを使っていたら特別情報を入力することなくどれぐらいの値上げになるのか細かく計算を自動でしてくれます。計算をしてみた結果…。
これまでの年間電気代103,220円→料金改定後の電気代115,472円
年間の電気代が12,252円の値上げ…。月額平均1,021円の値上げ…。
2021年から2022年にかけていろいろと物の値段が上がっている中で電気代の大幅値上げはなかなかダメージが大きいですね。月額1,000円はちょっとしたサブスクのサービスに入るのと同じぐらいの値段。
電力会社を見直したところでそれほど大きな価格の差は見込めないでしょうし…。結局値上げは受け入れざる得ないので、収入を増やす方法を考えたほうが良さそうですね。